業界用語集

翻訳・ローカライズ・ドキュメント制作に関する用語集です。順次増やしていきます。

A

Adobe Acrobat

アドビシステムズ社の製品で、PDF ファイル形式の閲覧・編集をするためのアプリケーション。  

Adobe Acrobat Reader

Acrobat の無料版。PDF ファイルの閲覧用ソフトウェアだが、簡単な修正指示も入れられるため、お客様にPDFで校正していただくこともある。

B

BOM

「Byte Order Mark」の略。​Unicode の符号化形式で符号化したテキストの先頭につける数バイトのデータのことで、このデータを元に Unicode で符号化形式(エンコーディング)としてどれを使用しているかを判別できるようにしたもの。

C

CATツール

Computer Assisted Translation(コンピューター支援翻訳)の略。翻訳する際に、以前と同じセンテンスや用語が出てきた場合に容易に統一を図れるようになっているソフトウェアの総称。IT関連の翻訳では広く使用されている。 代表的なCATツールはSDL Trados、Wordfast、OmegaTなどがある。CATツールを使うと、一度翻訳したものをTM(Traslation Memory)という翻訳資産として、次回に同じ文章が出てきた場合、以前翻訳した内容が適用されるなどの方法で翻訳の品質と生産性を向上させることができる。
十印でもさまざまなCATツールに対応していますので、効率的に翻訳を行いたい場合、ご相談ください。

​CCJK

​中国語簡体字(Simplified Chinese)、中国語繁体字(Traditional Chinese)、日本語(Japanese)、韓国語(Korean)の頭文字をとったもの。アジア市場の代表的な言語。
十印では中国、韓国に支社を持ち、アジア言語に対応しています。

CMS

「Content Management System」の略。ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理してある。知識がなくても容易にウェブの更新ができる。ちなみに、このサイトは、WordPressというCMSで作成されている。

Context Match

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、過去の翻訳資産(→「TM」参照) 内にある文章と 100%以上同じ文章のこと。過去の翻訳資産のデータが使用できる。  

D

DTP

「Desktop Publishing」の略。コンピューターの画面上でレイアウトを編集し、それがそのまま印刷物になること。以前は、熟練した職人が出来上がりを想像しながら組版を行う必要があったが、DTPの登場で出来上がりを確認しながらレイアウト調整を行うことができるよになった。 十印では社内にDTP部隊を持ち、ローカライズ独特のDTPにも対応しています。(→「DTP」のページへリンク)

F

FIGS

​フランス語(French)、イタリア語(Italian)、ドイツ語(German)、スペイン語(Spanish)の頭文字をとったもの。欧州市場で影響力を持っている四大言語。

Fuzzy Match

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、過去の翻訳資産(→「TM」参照) 内にある文章と 部分的に一致している文章のこと。過去の翻訳資産と一致している部分を利用して翻訳することができる。データが使用できる。一般的に 75%~99% 一致しているものを指す。それ以下の一致率だと新規として翻訳したほうが効率的。

I

ICE Match

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、過去の翻訳資産(→「TM」参照) 内にある文章と 100%以上同じ文章のこと。過去の翻訳資産のデータが使用できる。

L

L10N

Localization(ローカリゼーション)の略語。地域化。(→「ローカリゼーション」参照)Localizationの 先頭語 L と最後の N の間に 10 文字あることから、L と N の間にこのように数字の 10 を入れて表記する。同様に「internationalization」(国際化)を「i18n」と表記することがある。

M

MLV

「Multiple Language Vendor)」の略。世界中に支店を持ち、1つの言語から多数の言語に一度に翻訳する翻訳会社。それに対して、1つの言語しか取り扱わない、または本国にしか支店のない翻訳ベンダーのことを「SLV(Single Language Vendor)」という。

MT

「Machine Translation」の略。機械翻訳。 コンピューターが翻訳を行うこと。さまざまな機械翻訳エンジンがある。代表的なものはGoogle翻訳。エンジンの形式により、ルールベース、統計型、ニューラル機械翻訳などがある。 十印も1980年代より翻訳会社の代表として機械翻訳の研究に寄与してきた。また、さまざまな機械翻訳に関するソリューションを提供している。

N

NDA

「Non-Disclosure Agreement」の略。​機密保持契約のこと。お客様、外部協力者と最初の契約時に取り交わす契約書。これにより、業務上知りえた情報は外に漏らすことができない。 十印では、すべてのお客様、外部協力スタッフと機密保持契約を結んでいますので、セキュリティ上、ご安心してご依頼いただけます。

NMT

「Neural Machine Translation」の略。ディープラーニングによる最新の機械翻訳エンジンの方式。人間が言葉を学ぶように翻訳を学ぶので、非常に流暢な訳文が作られるようになった。 十印でもNMTを使用した機械翻訳のソリューションを提供しています。(→「機械翻訳のページにリンク)

No Match

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、過去の翻訳資産(→「TM」参照) 内にある文章と 一致していない文章。過去の翻訳資産と一致しないので新規に翻訳することになる。

P

PE

「Post Edit」の略。ポストエディット。機械翻訳(→「MT」参照)にかけただけだと人間による翻訳までの品質にならないため、機械翻訳の後に翻訳の手直しをすること。翻訳の能力とポストエディットの能力は同じなのか異なるのか、両方の説がある。この作業が不要な機械翻訳エンジンほど高品質と言える。また、機械翻訳にかける前に編集することを「Pre Edit」という。 PM 「Project Manager」の略。翻訳・ローカライズ案件で、プロジェクトのスケジュール・品質・コストを管理して作業を進行させる責任者。十印ではすべての案件にプロジェクトマネージャが付き、案件の終了、ポストモーテム(反省会)、次回の案件へのフィードバックまで責任をもって担当いたします。(「プロけジェクトマネージャーのページへリンク)

Q

QA

「Quality Assurance」の略。進行している翻訳案件の品質を担当する。用語集、スタイルガイド、レポート、翻訳者への指示のまとめなども担当する。翻訳そのものの品質だけではなく、レイアウトやプロセスなどを含めた全体の最適化をおこない品質を安定させる。 十印では、すべての案件にQAが付き、お客様からのご依頼の品質になるように確認しています。

R

Repetitions

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、おなじ文章が2回以上でてきたものを指す。「Rep」「繰り返し」とも。2回目は1回目に翻訳した内容を使用できる。過去の翻訳資産がなくてもRepetitionsは発生する。

S

SLA

「Service Level Agreement」の略。プロジェクト開始前に、どのようなサービスを提供するのかを明示した契約祖。

SLV

「Single Language Vendor」の略。1つの言語にしか翻訳しない翻訳ベンダー、または、ワールドワイドに支店のない翻訳ベンダーのこと。これにたいして、ワールドワイドに支店があり、多言語に対応する翻訳ベンダーをMLV(Multiple Language Vendor)という。

Source

「ソース」参照。翻訳原文のこと。

SOW

「Statement of Work」の略。​作業範囲記述書。プロジェクトの開始前に、作業内容、納品物、仕様などを定義したもの。

T

TEP

Translation、Edit、Proofreadの頭文字を取ったもの。翻訳、翻訳文章のエディット、プルーフリードの一連の流れのことを総称して言う。

TM

「Translation Memory」の略。「翻訳メモリ」または、単に「メモリ」ともいう。過去に翻訳した原文と訳文が対になったデータベース。CATツール(→「CATツール」参照)を使用した際に、TMと同じ文章が出てくれば、その訳文が適用される。

TMS

「Translation Management System」の略。翻訳を含め、プロジェクト全体の管理をおこなうシステムの総称。CATツール(→「CATツール」参照)は主に翻訳者が個人のPCにインストールして作業するのがメインに対し、クラウド上でのシステム。

TRADOS

SDL社が販売している「 SDL Trados Studio」のこと。代表的なCATツール(→「CATツール」参照。特にIT分野の翻訳では多く使用されている。 十印でもTradosを使用してのプロジェクトに対応しております。

U

UA

「User Assistant」の略。ユーザーを援助するためのヘルプやマニュアルの総称。

UI

「User Interface」の略。コンピューターとユーザーの間のインターフェイス。画面表示、ウインドウ、メニューなどを指す。

X

XML

「eXtensible Markup Language」の略。ドキュメントの構成要素ひとつひとつに、その構成要素が何にあたるのかのタグをつけてテキストベースにしたたマークアップ言語。製作者が定義した要素をつけることができる。

Z

ア行

インハウス

企業などの中で翻訳をすること。社内翻訳者。翻訳以外の業務が発生することもある。 十印では企業様の中で翻訳を行う翻訳者、コーディナーター、ライターの派遣を行っています。ご相談ください。

上書き翻訳

原文が、WordやExcelなどの翻訳者が編集可能なファイルで、CATツールを使わない場合、直接ファイル上で翻訳を行うこと。

オンサイト

翻訳者が自宅ではなく、翻訳会社の中で翻訳を行うこと。

カ行

キャプション

​マニュアルなどのドキュメント中で、スクリーンショットや図や画像の下にある説明文のこと。 動画などでは字幕のことを指す場合もある。

禁則処理

特に日本語の文書作成・組版にで、行末や行頭にあってはならない文字があり、それらが、行末や行頭にこないように文字間や文の長さを調整すること。

敬体

日本語の文体で、「です・ます」調のこと。「である」調は「常態」という。

原文

「ソース」と同じ。

コールアウト

マニュアルなどのドキュメントで、図や画像やスクリーンショットから引き出されている線とそれについているテキストのこと。

サ行

五月雨納品

「分納」と同じ。

実体参照

html などの sgml 文書では、マークアップに使われる文字や記号がテキストとして使用できない。そのため、別の文字列に置き換えて記述する必要がある。 例:「” 」→「 &quot;」、 「&」→「 &amp;」、「 < 」→「 &lt; 」などと記述する。

​常体

日本語の文体で、「である」調のこと。「です・ます」調は「敬体」という。

スクリーンショット

コンピューターやスマートフォンでソフトウェアなどの画面をキャプチャ(撮影)したもの。

スクリプト

動画の台本のこと。動画の字幕や吹き替え翻訳ではスクリプトがあり、それを元に翻訳作業を進める。

スタイルガイド

ライティングや翻訳時に文章の仕様を定義したもの。送り仮名や使用する漢字、カタカナ表記が定義してあり、それをもとにライティングや翻訳を行う。それにより表記が統一される。 十印ではスタイルガイドの作成から行っております。ライティングや翻訳を行う前にぜひご準備ください。

ソース

翻訳対象になる言語やファイルのこと。

タ行

ターゲット

翻訳後の言語やファイルのこと。

トライアル

実際のプロジェクトが動く前にテストとして少量翻訳し、お客さまに翻訳品質の合否を確認していただくもの。また、登録翻訳者にもトライアルを受けてもらい、合格者のみが登録される。 十印ではトライアルを納品し、品質を見ていただけます。まずはお問い合わせください。

数字

100% Match

CATツール(→「CATツール」参照)を使用した場合、過去の翻訳資産(→「TM」参照) 内にある文章と 100%同じ文章のこと。過去の翻訳資産のデータが使用できる。ただし、過去の翻訳資産に品質の悪いものが含まれているとそれがそのまま使われることになる。
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