工場を自動化しDX化を進める中、AI翻訳を取り入れることで、製品の海外展開をスピードアップ。
業 種 | 表面処理加工業(めっき)。 航空宇宙産業、自動車産業、電気電子産業、通信機器産業、医療機器産業、半導体産業などの幅広い産業分野での表面処理専業。 |
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課 題 | 無料の翻訳ツールはセキュリティに不安があり機密事項には使用できない。 |
導入効果 | 機密事項にも使用できるので、海外との会議での利用や、外国人スタッフとのコミュニケーションが円滑になり、海外向けの製品開発が加速。 |
めっきの力で未来社会に貢献することを目標に「~人を創る、未来を造る~」をスローガンにしている三ツ矢様。その高い技術力から海外からの問い合わせも多く、海外向けの製品開発に積極的に取り組んでいます。
十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」を導入するまでの経緯やどのように活用されているのかを伺いました。
インタビューにお答えいただいた方
グローバルマーケティング室 主事:澤井 秀夫様 海外からの新規案件に対する顧客との調整、社内の外国人への技術指導などを担当。 表面処理技術の応用に関する研究を半世紀にわたり行い、日本語/英語での論文を多数執筆し、国際会議の座長も行っている。 |
■無料の翻訳ツールを使うのはセキュリティが不安
― AN-ZINを導入する前はどのように翻訳されていましたか?
三ツ矢様:機密に関する契約文は弁護士事務所に翻訳を依頼し、他のものはWEB上の無料の翻訳ツールを使用して翻訳していました。
― お困りのことはありましたか?
三ツ矢様:業務上の機密事項に関するものはWEB上の無料の翻訳ツールを使用することができず不便でした。
― 導入を検討することになった経緯を教えてください。
三ツ矢様:無料のWEB上の翻訳ツールは、セキュリティの不安があるので検討するようにと社長から指示があり、私を含めて、営業部門責任者、開発実務リーダ、情報管理実務者で検討することになりました。
■複数のAI翻訳サービスから選考するが、選考担当者が全員一致でAN-ZINを推薦
― 他社製品との比較検討もされましたか?
三ツ矢様:5つのサービスで比較検討しました。トライアル開始までに時間がかかるような製品もあり、その製品は却下しました。残りの4つのサービスでトライアルを行い、4名で選考を行いました。
― 選考はどのような基準でされたのでしょうか?
三ツ矢様:比較の基準は、次の通りです。
1) セキュリティ、2)翻訳精度、3)使いやすさ、4)価格。
翻訳精度に関しては、海外からの問い合わせ内容をサンプル文として、「めっき工学」の専門用語を正しく翻訳できるかを比較しました。これはAN-ZINが最も正しく翻訳されていました。
また外国企業との秘密保持契約書が正しく翻訳されるかどうかも確認したところ、AN-ZINは文章によって1番か2番の品質でした。
― 翻訳精度以外でAN-ZINに決めていただいたポイントはありますか?
三ツ矢様:ポイントは3つあります。
まず、セキュリティ上の不安がないこと。
その次に、トライアルがすぐにでき、コストパフォーマンスが良かったこと。
そして、対応が良かったこともポイントです。
選考した全員がAN-ZINを推薦しました。
■海外の顧客とはもちろん、スタッフ同士のコミュニケーションも円滑に
― AN-ZINを導入した結果、業務上で変化はありましたか?
三ツ矢様:セキュリティの不安なく業務で使用できるので、社内の日本人は日英翻訳、社内の外国人スタッフは英日翻訳を幅広く使用することができるようになり、社内スタッフ同士の意思疎通が円滑になりました。業務の生産性も向上したと思います。
― ご利用いただいている上でのご感想などございますか?
三ツ矢様:他のサービスも同様ですが、法律の専門用語が弱いように思いました。
― AN-ZINには、リーガル分野に特化した専用のエンジンをご用意しております。リーガルエンジンのご利用も是非ご検討ください。
三ツ矢様は、効率化のために工場のDX化にも積極的に取り組んでいます。AI翻訳の導入により、日本の高い技術の海外展開を加速していっていただきたいと思います。
AI翻訳のビジネスへの導入は、59年の信頼と実績のある翻訳会社の十印までぜひお気軽にご相談ください。万全のサポート体制で対応致します。
■説明会・トライアルの申し込み
T-tact AN-ZINのデモやご質問にお答えするオンラインセミナーも毎日行っています。申込はこちらから。