英語以外の訳文も内容をスピーディに確認できる。
タイムリーな情報発信が必要な多言語のWEBサイトの作成も簡単。
業 種 | 宗教法人 |
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課 題 | ホームページで正確な情報をもっと早く提供したい。
多言語のパンフレットを作成していたが、正しく翻訳されているか確認できないし、作成に時間がかかってしまう。 |
導入効果 | 翻訳内容の確認をしながら、スピーディに多言語ページを公開できた。 |
都内でも有数の観光スポットである浅草寺様。世界中から訪れる参詣者に対応するため、タイムリーな情報提供が求められています。
浅草寺「教化部」の古川さまにお話を伺いました。
インタビューにお答えいただいた方
教化部 古川 正雄様 | |
月刊誌の発行、会講や仏教文化講座を主催し、ホームページ運用や写真貸出といった情報発信に関する業務を行う部署に所属していらっしゃいます。 |
■日本を代表する観光スポットでもあり、海外からの参詣者向けに多言語情報の提供が必須。WEBサイトで多言語の情報発信を目指す
― どのような場面で翻訳が必要になりますか?
古川様:海外からの参詣者用に多言語での情報提供が求められています。今までは英語・中国語・韓国語のパンフレットを作成していましたが、これからは紙媒体での発信ではなく、ホームページで最新情報を発信していく時代だろうという意見がありました。オリンピックも予定されておりましたので、ホームページの多言語化が急務でした。
また、現在のコロナ禍に於いて注意喚起のお知らせ等は、多言語での寺内看板や掲示物の準備が必要でした。
■パンフレットを制作会社に依頼していたが、英語以外に翻訳された内容は確認ができないし、制作にも時間がかかっていた
― これまではどのように翻訳されていたのでしょうか。また課題はありましたか?
古川様:多言語のパンフレットを作成する時には制作会社に依頼していました。英語については、辞書を引きながら内容を確認することができましたが、中国語や韓国語については翻訳の確認作業が難しかったです。
最終的にはご住職に確認して頂きますが、法要等でご多忙のため、確認作業の時間を取ることがなかなかできません。確認プロセスが多く、差し替えがあったときは、簡単に半年や1年が経ってしまい、情報の提供が適時に行われず多くの時間を費やして完成時期が遅れてしまうこともありました。
■翻訳品質の高さと、年間予算を立てやすい明確な料金設定でT-tact AN-ZIN®に決定
― AI翻訳の導入を検討された理由はなんですか
古川様:パンフレットでは制作に非常に時間がかかりますし、これからの時代はWEBでの情報提供する方が相応しいというご住職からのご意見もあり、制作時間の短縮ができ、タイムリーにホームページを更新できるのではないかと考え、導入の検討を始めました。
― T-tact AN-ZIN®に決定していただいた理由はなんですか?
古川様:いくつかのサービスで比較検討しました。他社の無料サービスでの翻訳結果を調査しましたが、結果は芳しくありませんでした。また、そのエンジンを使用した有料サービスでの翻訳結果も確認しましたが、無料サービスでの翻訳結果とまったく同じでした。
一方、NICTで一般公開されている『みんなの自動翻訳』(*1)での翻訳結果がよかったことから、NICTのホームページで紹介されていた十印さんにご連絡をいたしました。
*1『みんなの自動翻訳』とは(国研)情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳サイトです。こちらのサイトの利用は非商用利用に限ります。T-tact AN-ZIN®はみんなの自動翻訳を商用利用できるようにしたサービスです。
― NICTの翻訳エンジンを使用している他のサービスは検討されましたか?
古川様:していません。T-tact AN-ZIN®だけがホームページに明確な料金体系が公開されており、年間計画が立てやすかったため、十印さんにご相談いたしました。
■逆翻訳機能で内容を確認しながら多言語のWEBサイトを公開
― AI翻訳を使って多国語のWEBサイトを公開していただいたわけですが、「T-tact AN-ZIN®」の使用感はいかがでしょうか。
古川様:テキスト翻訳し、その後逆翻訳(*2)機能を利用して内容を確認しながら精度を上げていき、1ページを1~2日程度で作成いたしました。仏教特有の用語もありますが、自分自身で逆翻訳の結果を確認できましたので安心できました。
*2訳文をクリックするだけで翻訳された文章をもう一度翻訳しなおすことで、正しく翻訳されているかを確認できる機能です。
― WEBサイトの入口に機械翻訳で翻訳している旨の断り書きを入れていただいていますね。
古川様:十印さんからのアドバイスで、機械翻訳で翻訳しているという注意書きを入れ、了解ボタンをクリックした上で各言語ページに入るようにしています。
■海外のWEBサイトに掲載される内容もスピーディに確認でき、業務の効率アップ。今後はヨーロッパ言語のWEBサイト作成も視野に
― AI翻訳導入後に業務に変化はありましたか
古川様:ホームページの多言語化がスムーズにできたことは大きな変化ですが、旅行誌やツアー会社さんからの依頼で外国語の雑誌やホームページに掲載された内容に問題がないかどうかを、AN-ZINで翻訳して確認しています。内容を確認できるだけでなく、業務の効率化も図れました。
今後はヨーロッパ言語のホームページも検討し、準備していきたいと考えています。
伝統を重んじている浅草寺様が、これからもそれを守るためにAI翻訳をはじめとした新しい試みを取り入れています。浅草寺様の魅力を今はまだ日本に来られない海外の方たちへWEBサイトを通じて発信しています。
タイムリーな更新で世界中の人たちへお知らせするために十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」がお手伝いしています。
58年の信頼と実績のある十印では、導入前はもちろん導入後のサポートに力を入れています。お気軽にご相談ください。
■説明会・トライアルの申し込み
T-tact AN-ZINのデモやご質問にお答えするオンラインセミナーも毎日行っています。申込はこちらから。