欧州市場に医療機器を出荷するには、IVDDに基づくCEマークの取得が必須である。
そのためにも事前に翻訳データを揃えておく必要があった。
既存工程のボトルネックが社内レビューで有ることがわかったため、レビュー担当者の上司に働きかけ、レビュー体制を大きく変えた。各言語の翻訳者とレビュー担当者をペアとして事前準備を行い、翻訳上の質問があれば、直接レビュー担当者にコンタクトできる仕組みを作った。
結果、翻訳にかかる時間もレビューにかかる時間も、レビュー後の修正にかかる時間も大幅に短縮することができた。