2023.06.09

翻訳が必要になったら機械翻訳から始めよう

ビジネスのグローバル化は、近年では珍しいことではありません。グローバル化に伴い、翻訳は重要なポイントです。しかし、突発的な翻訳ができた、翻訳量が突然増えた、急ぎかつ大量の文書の翻訳が必要などの理由で、翻訳作業の体制に業務が追いつかない可能性もあります。

本稿では、翻訳作業に関する不安や悩みに対応する方法、機械翻訳に関する説明と、機械翻訳を使う際に注意すべき点について、解説していきます。

翻訳作業でありがちな問題

翻訳者がいる、いないに関わらず、翻訳作業に関する悩みは多かれ少なかれあるものです。例えば、英語が得意でないのに突然の英語でのお問い合わせメールなど翻訳の必要に迫られた、翻訳者ではないのに英語が得意だから任せられてしまい他の業務に手が回らない、翻訳者はいるが翻訳ボリュームが増えこなしきれないなどです。

それ以外にも、海外との契約内容の詳細を把握したい、海外進出で現地との密な連絡が必要になった、新規プロジェクト、お客様向けの情報のリリース、ウェブコンテンツのメンテナンスなど、いずれも近年では特別ではなくなっており、どの企業でもありがちな悩みです。

このように、翻訳作業は容易な作業ではありません。そのため、翻訳作業の軽減と時間短縮に、簡単に使えて精度が高いAI機械翻訳を使うという方法を考えてみるのもよいでしょう。

AI機械翻訳を使うメリット

少ない翻訳作業であっても、ボリュームのある翻訳作業であっても、AI機械翻訳を使えば、翻訳作業にかかる時間は格段に短くなります。しかし、AI機械翻訳とは何かよくわからない、セキュリティに不安があるなどの理由で、導入を躊躇しているケースもあるかもしれません。

機械翻訳のメリットは、なんといってもスピーディなところです。人の手による翻訳よりも、はるかに速く翻訳作業を終了させられます。

また、翻訳精度に関しても、近年の機械翻訳は過去に使った翻訳文を再利用できたり、逆翻訳機能が付いていたりと、翻訳精度を上げる機能が付いています。用語集を設定して、文書内でのゆれをなくし、統一感のある文章の作成もできます。

このように、AI機械翻訳を使った翻訳は、文章によっては人の手による翻訳と肩を並べるほどのレベルに達しています。

AI機械翻訳でありがちなデメリット

AI機械翻訳で挙げられがちなデメリットには、専門分野に弱いというところです。しかし、分野別に分かれた専門分野のエンジン、自社向けに過去のデータを利用して独特な言い回しや専門用語に対応する、表記ゆれをなくすなどで対応している翻訳システムもあります。

また、セキュリティ面で不安があるという点も不安点としてよく挙げられますが、セキュリティ面に配慮した翻訳システム・サービスを利用すれば問題ありません。
他にも、文書のまま翻訳ができずに、コピー・ペーストで翻訳をしなければならずに手間がかかるという不満もありがちです。しかし、マイクロソフト社のオフィス製品上で直接翻訳できる機能を備えているものもあります。

このように、AI機械翻訳のデメリットは、翻訳サービスによってはデメリットではないことがわかります。無料から高額なものまで、翻訳サービスは様々ですが、目的や予算に合わせて安全で使いやすく、訳したい文書に対応できるAI機械翻訳を選ぶことが大切です。

AI機械翻訳を利用する際の注意点

AI機械翻訳を利用する際は、まずセキュリティ面の確認をお勧めします。なぜなら、過去に重要な内容を含む文章がインターネットで閲覧可能になっていたなどのトラブルがあったからです。公開・非公開、翻訳結果を品質向上のためにデータとして保存するかどうかなどをよく確認しないままでいると、知らない間に翻訳した文書をデータとして保存されていたり、一般公開されたりしていた、という結果につながりかねません。そのため、品質向上のためにデータを保存するかどうかを選べる翻訳サービスを選ぶことが大切です。

安全で信頼できるサービスを利用することはもちろん、利用規約をしっかりと読み、利用前に重要なポイントをチェックして安全に利用できるようにしましょう。

また、利用できる人数・字数制限なども、気をけるべきポイントです。使う頻度や文字数に合わせて選ぶとよいでしょう。

他にも、専門分野に特化されたエンジンがあるサービスもあるため、利用したい言語の専門分野のエンジンの有無の確認も重要です。

十印のAI機械翻訳「T-tact AN-ZIN®」

十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」は、大量の文書でも短時間で翻訳のできる機械翻訳ツールです。国家プロジェクトで作成した、TOEIC960点相当の精度の高いAI翻訳エンジンで、高品質な翻訳が可能となりました。

「T-tact AN-ZIN®」は、セキュリティ面でも安心してご利用いただける機械翻訳ツールです。暗号化通信でIPアドレス制限機能があるため、情報漏洩リスクもありません。

PDFファイルをはじめ、マイクロソフト社のオフィス製品上で直接翻訳できるプラグイン機能により、業務の効率化が可能です。逆翻訳機能を使えば、正しく翻訳できているかの確認も素早くできます。

安全で高精度のAI機械翻訳導入をお考えなら、お気軽に十印までお問い合わせください。

まとめ

十印では、1980年代より機械翻訳の研究に寄与してきました。AI翻訳「T-tact AN-ZIN®」の導入をお考えなら、計画から効率的な運用方法まで丁寧にサポートいたします。

また、機械翻訳サービス以外でも、ご希望の翻訳のレベルに合わせてローカリゼーションとトランスクリエーションもしております。様々なシーンでの翻訳の内容に合わせ、豊富なライティング経験のある十印に、是非ご相談ください。

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