エンタメ翻訳には圧倒的な訴求効果のトランスクリエーションを使おう

近年、海外のエンタメが日本で流行り、日本のエンタメもグローバルに市場を広げています。エンタメにおける言語の壁は、以前と比べて格段に低くなりつつあります。しかし、エンタメが自由に世界中で楽しめるようにするためには、翻訳という過程が欠かせません。また、エンタメの訴求効果を上げるためには、翻訳にも工夫が必要です。
本稿では、翻訳を超えた翻訳、トランスクリエーションを使い、エンタメの訴求効果を上げる方法について解説していきます。
エンタメは誰のために翻訳するのか?
エンタメ翻訳を誰のためにするかという問題は、簡単なようで難しい問題です。それは、読者やプレイヤー向けの翻訳と、作者のための翻訳では翻訳結果が異なるからです。読者が楽しめることのみを重視すると、作者の意図が欠落する可能性があります。一方、作者の思いにのみ焦点を当てて翻訳すると、現地の読者には面白みが感じられなくなってしまうかもしれません。
翻訳の雰囲気が予想と異なり、訴求効果が弱いと感じた場合は、ターゲット向けの翻訳になっているかどうか方向性を見直してみるとよいかもしれません。エンタメ市場でマーケティング効果を上げるために翻訳を依頼するのであれば、依頼先とのコミュニケーションは欠かせません。依頼する側が明確な方向性を打ち出していなければ、翻訳者は自己判断をするしかありません。依頼側の思いに合っていないという結果にならないようにするには、翻訳の依頼先と、しっかりコミュニケーションできるかどうかがカギです。
エンタメはコンテンツだけではない
エンタメというと、作品のコンテンツにのみスポットが当たりがちですが、実際には、コンテンツの吹き替えや字幕以外にも、サムネイル、プロモーション、イベントや講演などをはじめとした、様々な機会に翻訳が必要となってきます。
マーケティング効果を上げるには、すべての機会で、訴求効果のある翻訳をする必要があります。翻訳の訴求効果を考えるのであれば、普通に翻訳するだけでは十分ではなく、現地向けの最適化であるローカリゼーションも欠かせません。
翻訳は原文通りで、という考えは、必ずしもすべての翻訳に当てはまるわけではなく、エンタメに最適であるとも言えません。もちろん、エンタメの種類にもよりますし、エンタメのコンテンツとプロモーションでは当然異なります。
エンタメ翻訳で大切なこと
エンタメは、楽しむためのものです。そのため、コンテンツをターゲット地域でも楽しんでもらえる方法を考えなければなりません。つまり、海外向けであれば、現地のマーケットを知り、日本向けであればターゲット層を知らないと、適切な翻訳ができないということです。
近年、エンタメ市場は広がりつつあり、今後もエンタメのグローバル化は進んでいくと思われます。ファンを増やすためには、エンタメの世界観を伝え、共感して楽しんでもらえる翻訳が重要です。そこで、トランスクリエーションと呼ばれる翻訳を超えた翻訳で、最適化するという方法があります。
トランスクリエーションとは?
トランスクリエーションは、原文通りの翻訳と対極にある翻訳手法と言ってもよいかもしれません。元の表現に縛られないため、対象言語で書かれたかのような自然さと、元の言語と同じ感情を喚起する自由な表現が可能なところが、トランスクリエーションの特徴です。
エンタメの世界観を伝え、共感してもらうためには、元の言語の文化や習慣などの背景がないと、難しい場合もあります。かといって、説明文的なものも、エンタメにはそぐいません。そのため、トランスクリエーションという翻訳方法が最適なのです。翻訳で伝えきれないことが伝えられる、翻訳を超えた翻訳、それがトランスクリエーションだと言えるでしょう。
十印のトランスクリエーション
十印では、事前のヒアリングでお客様の伝えたいメッセージをしっかり受け止め、十印のノウハウと技術力で、時代の流れに合わせた、各作品、ご利用シーンにベストなトランスクリエーションをご提案します。
十印のトランスクリエーションは、ターゲット市場・顧客に最適化した翻訳で、ターゲット顧客の心を掴み、愛されるコンテンツでグローバルなビジネスを成功へと導きます。世界観の共有、キャラクターへの共感、ナチュラルな表現で楽しめるエンタメ翻訳なら、ぜひ十印のトランスクリエーションをご検討ください。
まとめ
十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、コンテンツの特徴や作品イメージを、言葉や文化の壁を乗り越えて伝える翻訳を行っています。お客様のご要望に合わせ、ローカリゼーションによる最適化、コンテンツのストーリーを伝えられるトランスクリエーションまで幅広い翻訳技術で、元の言語との違いを気にせず楽しめるエンタメをグローバルな舞台で成功させるお手伝いをします。
ターゲット顧客やエリア・商材に合わせた翻訳はもちろん、ローカリゼーションによる現地向け最適化、わかりやすい表現、インパクトあるトランスクリエーション、ファン思いの翻訳は、技術力のある十印だからこそです。
グローバルなビジネスで、トランスクリエーションを始めとするマーケティング効果の高い翻訳をお考えなら、どうぞお気軽に十印にお問い合わせください。
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▶著者紹介
株式会社十印 マーケティング部
石川弘美
1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。
