2023.04.05

機械翻訳がカギ グローバル時代のビジネス戦略

グローバルなビジネス展開をする企業は、ターゲット顧客に合わせた戦略を検討しなければなりません。グローバルビジネスでは避けて通れない翻訳作業は増える傾向にあり、これまでの方法では手に負えない状況になっているケースも多いのではないでしょうか。

今後ますます増えるであろう翻訳作業を、いかに効率的かつコストを抑えていくかは、大きな課題です。

今回は、グローバル時代のビジネス戦略の中でも欠かせない翻訳について、問題点を洗い出し、AI機械翻訳ツールとはどのようなものなのかについて解説していきます。

グローバル時代のビジネス戦略と翻訳

今日のビジネスにおいて、グローバルな視点を持ち世界をマーケットとしたビジネスを成長させていくことは珍しくはありません。しかし、ビジネス戦略をグローバルに切り替え、マーケティング手法もグローバルにシフトしていく中で、今まで通りにはいかない点も出てきます。その一つが翻訳作業です。翻訳作業と言っても、様々なシーンでの翻訳があるため、全ての翻訳作業が多くなるとは限りません。しかし、グローバルビジネス戦略の一環として翻訳作業が必要な限り、翻訳への投資は避けて通れない道となっています。そのため、どのような翻訳が必要になるのかを知り、それぞれの役割と必要な精度などを判断していくことが、グローバルビジネス戦略の効果を左右していきます。

グローバル化と共に増える翻訳と問題点

グローバル化と共に翻訳をする機会は増えても、コストや翻訳人員の増加がなければ、なんらかの対策を立てる必要があります。そこで、次の3つの翻訳方法とそれぞれの問題点を洗い出してみましょう。

1) 社内で翻訳作業を行う
人員の増加、それに伴うコスト、また、人員増加が不可能であるならば、ボリュームが増えた状態での納期、品質などの問題点をクリアする必要があります。

2) 翻訳会社へ外注する
発注コストがかかることは必須であり、社内決裁、予算、日程などの調整が煩雑になる可能性があります。また、社内と同じように人の手による翻訳であるという点は変わらないため、納期という問題点は残るままです。

3) 機械翻訳サービスを利用する
数多くある機械翻訳サービスの中から、セキュリティに問題がなく精度にも信頼がおけるサービスを見つける必要があります。また、専門分野の翻訳であるならば、対応しているサービスであるかどうかも大切なチェック項目です。

このように、3つの翻訳方法のいずれも、なんらかの問題点があり、翻訳業務を回していけないリスクがあります。そこで、現在の翻訳業務で何が一番に解決される必要があるのかを考え、優先順位をつけて、作業によって翻訳方法を使い分けるなどの工夫が必要になるでしょう。

AI機械翻訳サービスによる翻訳とは?

近年AI機械翻訳サービスによる翻訳は、Google翻訳をはじめとし、無料で手軽に利用できるものも多くあります。しかし、無料で利用できる翻訳ツールの中には、セキュリティ対策が不安なものもあり、ビジネスでの利用には不向きと言えるでしょう。そこで、ビジネスでAI機械翻訳サービスを選ぶ際には、まずセキュリティ対策がしっかりしているところが大切な要素となります。そして、精度に関しても、言語や分野によって同じではないため、しっかりと見極める必要があります。

また、ビジネスでの利用で効率は大切です。そのため、ファイルから直接翻訳できる機能がついているサービスは、全体としての翻訳業務の大きな時間短縮を可能にするため、見逃せないポイントです。

このように、AI機械翻訳サービスと言っても実態は様々です。そのため、どのポイントが重要なのか、予算、ボリューム、利用する人数などによって、最適な翻訳サービスを見つけるとよいでしょう。また、今後ますます翻訳作業のボリュームが増える可能性もあります。今だけでなく、今後の変化にどう対応するのかも含め、将来を見据えた翻訳サービス選びをするようにしたいものです。

十印のAI機械翻訳「T-tact AN-ZIN®」

十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」は、大量の文書でも短時間に翻訳のできる機械翻訳ツールです。国家プロジェクトで作成した、TOEIC960点相当の精度の高いAI翻訳エンジンで、高品質な翻訳が可能となりました。

「T-tact AN-ZIN®」は、セキュリティ面でも安心してご利用いただける機械翻訳ツールです。暗号化通信でIPアドレス制限機能があるため、情報漏洩リスクもありません。

また、PDFファイルをはじめ、マイクロソフト社のオフィス製品上でも直接翻訳できるプラグイン機能により、効率化に業務を行うことができます。逆翻訳機能を使えば、正しく翻訳できているかの確認も素早くできます。

安全で高精度のAI機械翻訳導入をお考えなら、お気軽に十印までお問い合わせください。

まとめ

十印では、1980年代より機械翻訳の研究に寄与してきました。AI翻訳「T-tact AN-ZIN®」の導入をお考えなら、計画から効率的な運用方法まで丁寧なサポートをいたします。

また、機械翻訳サービス以外でも、ご希望の翻訳のレベルに合わせてローカリゼーションとトランスクリエーションもしております。様々なシーンでの翻訳の内容に合わせ、豊富なライティング経験のある十印に、是非ご相談ください

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