2023.10.02

インバウンド集客は動画翻訳で

コロナウィルス感染対策による水際対策の終了と共に、いよいよインバウンドが戻ってきました。完全回復とは言えないため、今後の伸びが気になるところですが、コロナ以前の水準に徐々に近づきつつあります。しかし、なぜか思うように客足が戻らない、伸び悩んでいるなどの不安を抱えているご担当者様も多いのではないでしょうか。
本稿では、コロナ以前と比較したインバウンドの情報収集方法の変化、訴求方法としての動画のメリット、動画マーケティングと、インバウンドマーケティング戦略に動画を使うための翻訳におけるポイントについて解説していきます。

インバウンドを取り戻せるのか?

世界観光機関(UNMTO)*は、2023年の国際観光客到着数はパンデミック以前の80~95%の水準まで回復する可能性があると述べており、外国人観光客の姿は確実に戻ってきています。しかし、2019年と比べて、社会は大きく変化しました。そのため、同じ方法での集客では、思うように結果が出せない可能性があります。
この数年で大きな変化が見てとれるのが、動画によるマーケティングです。インバウンド向けのプロモーション動画で、インバウンド集客を狙う手法です。訪日後よりも、訪日前に情報収集をするインバウンドが多いため、自国で情報収集しやすいようウェブサイト、SNSなどから情報が得られるように現地の状況の把握が必要になります。
⋆参照:Word template for authors (unwto-ap.org)

インバウンド向け動画のメリットとは?

近年、動画の視聴環境の整備とライフスタイルの変化と共に、動画は身近な媒体として使われるようになりました。エンターテインメントとして動画を楽しむだけでなく、情報を動画から得るなど、様々な目的で動画を視聴する機会が増えています。
動画の最大のメリットは、圧倒的な情報量の多さです。紙媒体はもちろん、静止画や音声だけのメディアよりも多くの情報量を届けられる動画は、臨場感があり訴求効果に優れています。
また、動画は視聴による疑似体験ができます。動画は臨場感に優れ、視聴後、実際に体験してみたいと思いやすいところもメリットです。
さらに、動画はSNSなどとの相性もよく、拡散力に優れているところも広く使われる理由の一つです。

インバウンド向け動画マーケティングと動画翻訳

近年、広告手法で動画が大きな伸びを見せています。動画マーケティングは、動画を使って認知拡大から理解を深め、比較検討へとつなげる効果的な手法です。
動画を使ったマーケティング手法は、情報量、訴求効果、拡散力などに優れており、効果的なマーケティング戦略として動画を取り入れる企業も増えています。
また、英語のみでなく現地の言語に動画を翻訳すれば、英語が必ずしも得意でない多くのターッゲット顧客へのアプローチも可能になり、ビジネスチャンスをつかみやすくなります。

インバウンド向け動画作成のポイント

インバウンド向け動画作成の大切なポイントは、ターゲットの絞り込みです。ターゲットが誰でもいいのであれば、結局は誰にも響かない動画になってしまうため、まずは、ターッゲット層の絞り込みから始めます。
次に、日本人目線ではなく視聴者目線での制作がカギです。日本人向けに制作した動画の翻訳よりも、グローバル視点で作成された動画のほうが、インバウンド向けとして訴求効果が高まります。
また、地域によって、文化、習慣、嗜好などが異なるため、多言語化する際には地域別にアプローチ方法を変えるのも効果的です。

インバウンド向け動画とアプローチ

インバウンド向けアプローチでは、第一に伝えたいメッセージを明確にすることです。最も伝えたいメッセージが伝わるよう、翻訳をしなければならないからです。そのためには、単なる翻訳ではなく、どうすればメッセージが伝わるかに配慮する必要があります。
また、正確な翻訳はもちろん、自然な翻訳で動画の視聴を妨げないことも大切です。
すでにお持ちの動画を多言語化するには、吹き替えや字幕だけでなく、BGMや現地で受け入れられやすいよう一部内容差し替えなどのローカライゼーション対応も必要になります。そのため、インバウンド向け動画を依頼する際は、動画作成と翻訳を分けて考えるのではなく、外国語による動画作成全般を行えるサービスに依頼するとよいでしょう。

十印の動画翻訳

十印では、インバウンド向け動画の翻訳・作成を承ります。映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成など動画編集まで、映像翻訳全般にわたるサービスへの対応が可能です。吹き替え後の動画編集などの映像翻訳だけでなく、動画の企画・撮影・編集など、翻訳の枠を越えた多言語での動画作成全般において、安心してお任せいただけます。
映像・音声のコンテンツや内容のローカライズ、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替えなどの一部修正、コンテンツのBGMや専門性の高いCGの作成など、お客様のご要望に合わせた動画作成・編集全般に関するご相談を承ります。
インバウンド向け動画翻訳、多言語動画への翻訳サービスなど、十印の動画サービスの詳細に関しては、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、届けたいメッセージを伝える翻訳を行っています。ストーリーを伝えられる、字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関するすべての作業で、グローバルビジネスでの訴求を成功させるお手伝いをします。
インバウンド向けに最適化された内容、理解されやすい映像翻訳など、対象言語へのローカライズでわかりやすい動画翻訳を行い、インバウンド向け動画マーケティングの成功へサポートをします。
効果のある動画翻訳でインバウンド向け動画マーケティングをお考えなら、是非、十印にご相談ください。

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