通信環境とテクノロジーの発達と共に、動画はいまや日常生活の一部となりました。広告にも動画が使われる機会が多くなるなど、近年マーケティングにおいて動画施策を行う企業が多くなりました。

しかし、動画マーケティングの重要性を理解しつつも、何から着手すればよいのかわからず、なかなか取り組めていないというご担当者も多いのではないでしょうか。

本稿では、グローバルビジネスでも欠かせない動画マーケティングについて、動画を取り入れるメリット、動画マーケティング実施への課題と合わせて解説します。

拡大する動画マーケティング市場

2019年にインターネット広告費が初めてテレビ広告費を抜いてから*1、インターネット広告費は拡大を続けています。

動画市場の成長理由として、圧倒的な伝達情報量の多さおよびデジタル環境の変化が挙げられます。また、コロナ禍でテレビの視聴時間が減り、反比例してインターネットの利用時間が伸びるなど、生活様式にも変化が見られ、今後もインターネット広告の拡大は続くでしょう。

2020年のGMOリサーチの「マーケティング担当者に聞いた動画活用に関する意識調査」*2では、今後インターネット広告は重要性が増し、特に動画広告が重要になっていくと認識していることがわかります。

*1参照：ネットの広告費がテレビを抜く | NEWS WATCHER | 朝日中高生新聞 | 朝日学生新聞社 ジュニア朝日 (asagaku.com)
*2参照：「マーケティング担当者に聞いた動画活用に関する意識調査」を実施～効果的な動画活用は視聴者が受けた印象と理解度の把握、そして動画制作工数の確保が課題～ | ニュース | インターネット広告 GMO NIKKO株式会社 (koukoku.jp)

動画のマーケティング利用のメリット

動画の最大のメリットは、圧倒的な情報量です。テロップやナレーションを入れ、さらに情報量を増やすことも可能になります。同じ要領で、外国語に翻訳された動画、または外国語から日本語への翻訳動画作成も可能であるため、グローバルビジネスにおいても、動画は訴求効果を高めるのに最適です。

また、動画を使ったマーケティングでは、視聴者の年代や性別が明確なものが多く、ターゲット層に最適化した広告が出しやすいというメリットがあります。

動画はSNSとの相性もよいため、マーケティングにおいて重要な認知拡大にも最適です。
また動画は、映像のみならずBGMなどでもブランドイメージを伝えやすく、視覚・聴覚に訴えるためブランディングに向いており、ファン・リピーターの獲得にもつながりやすくなります。

動画マーケティング実施への課題

時代の流れに乗るためには、マーケティングに動画活用が重要と認識していても、なかなか行動に移せていないケースが見受けられます。これは、動画マーケティングを実施するにあたって、テレビCMとの違いがわからない、最適なメディアの選定方法がわからないなど、様々な疑問や懸念があるからです。

また、制作に関しても不安や人材不足、グローバルビジネスでは翻訳の問題など懸案事項が山積みで、先延ばしにしている可能性もあります。

そのため、様々な懸念を払拭するためには、マーケティングの知見があり動画と翻訳を専門にしているサービスを選ぶようにすると安心です。

十印の動画翻訳

十印では、マーケティングに欠かせない動画の翻訳・作成を承っています。映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成など動画編集まで、映像翻訳全般にわたるサービスへの対応でマーケティングのお手伝いをします。ご希望や目的に合わせてナレーションと吹き替えをお選びいただき、吹き替え後の動画編集などの映像翻訳から、動画の企画・撮影・編集まで、十印なら翻訳の枠を越えた多言語での動画作成全般への対応が可能です。

他にも、研修・学習のeラーニングに使われる映像・音声のコンテンツや問題集の内容のローカライズ、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替えなどの一部修正、コンテンツのBGMや専門性の高いCGの作成など、お客様のご要望に合わせた動画作成・編集全般に関するご相談を承ります。

動画翻訳、多言語動画への翻訳サービスなど、十印の動画サービスの詳細に関しては、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、製品特徴や企業・ブランドのイメージを的確に伝え共感を得られる翻訳を心掛けています。商品やブランドのストーリーを伝える、字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関連するすべての作業で、SNSで拡散しやすい動画作りでグローバルビジネスでの訴求効果アップへのお手伝いをします。

最適な動画翻訳で動画マーケティングをお考えなら、是非、十印にご相談ください。