2024.04.15

効果的な動画翻訳で成功する動画マーケティング

近年、動画をマーケティングに活用する企業が増えています。文字と比べて情報量の多い映像によるコンテンツを使えば、商品やサービスの高い訴求効果が期待できます。しかし、動画マーケティングを始めたいものの、何から始めたらよいのか、グローバルビジネスで欠かせない翻訳も、動画翻訳となるとどのように翻訳するのが効果的なのかわからず、悩んでいるご担当者も多いのではないでしょうか。

本稿では、動画をマーケティングに取り入れるメリットと、動画翻訳を使ったマーケティングで成功する方法について解説していきます。

動画マーケティング市場の拡大

DXの推進、5Gなどの通信環境の向上などにより動画の閲覧環境が整うと共に、動画が身近な存在になりました。動画視聴者数の増加に伴い、近年、動画をマーケティングに活用する企業が増えています。動画広告の市場規模は年々増加傾向にあり、動画を通じた情報収集を好む消費者も増加中です。

幅広い世代で動画コンテンツの視聴が定着し、大手動画広告媒体のユーザー数が増えるなど、近年動画媒体への投資は積極的に進められており、今後も動画マーケティング市場はますます拡大すると予想されます。

動画マーケティングの効果

近年、動画広告をマーケティングに取り入れる企業が増えています。動画広告は企業にとって魅力的な訴求方法です。ユーザーから好まれるだけではなく、テキストや画像より情報量が多く、短時間で効果的な訴求ができるからです。

また、動画広告の利用により、テレビは見なくても動画は見るという、欲しい情報を能動的に得たいユーザー層への訴求が可能になります。ターゲティングのしやすい動画は、マーケティング効果も大きく、費用対効果が高いと言えるでしょう。

このように、動画マーケティングは、いまやマーケティングにおいてなくてはならない手法であると言えるでしょう。

動画をマーケティングに取り入れるメリット

動画をマーケティングに取り入れると、次のようなメリットがあります。

1.目に留まりやすく記憶に残りやすい
人は本能的に、動くものを目で追おうとする傾向があります。そのため、静止した文字のみのコンテンツよりも動画に注意を払いやすく、動画をマーケティングに取り入れるのは効果的だと言われます。
また、動画は文字のみよりも多くの情報があるため記憶に残りやすくなり、短時間の閲覧で多くのメッセージを伝えられるため、効率的な情報提供が可能です。

2.ターゲティングがしやすい
動画マーケティングのもう1つの特徴は、ターゲティングしやすいという点です。商品・サービスごとにアプローチしたいターゲット顧客に伝えられるため、訴求効果が高まりやすくなります。地域・年齢・性別・興味対象などを絞り込んで、ユーザーが求める情報をピンポイントで伝えられる動画マーケティングでは、測定ツールを使って分析しやすいため、次の施策へとつなげやすいのもメリットです。

3.情報拡散がしやすい
動画とSNSは相性がよく、SNSで動画を拡散すれば、すばやい情報伝達が可能になります。インフルエンサーを使った効果的な集客もできます。

動画翻訳でより効果的にマーケティングを

動画翻訳は、単なる吹き替え、字幕で完了というわけではありません。もちろん、翻訳サービスによっては、テキストの翻訳または字幕吹き替えのみを行う場合もあります。しかし、残念ながらそれだけでは高い訴求効果はあまり期待できません。

効果的な動画マーケティングを行うには、翻訳言語の視聴者向け、つまり、ターゲット顧客向けに最適化する必要があります。そのためには、動画の字幕・テロップまたは吹き替えだけでは十分ではなく、内容のローカライズを行い、現地ユーザー向けに最適な動画を作成・編集するのが理想的です。

動画翻訳依頼の際は、翻訳の知識だけではなく、動画作成・編集やマーケティングのノウハウがあるサービスを利用することが、動画マーケティングの成功へとつながるでしょう。

十印の動画翻訳

十印では、動画の翻訳はもちろん、映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成など動画編集まで、映像翻訳全般にわたるサービスに対応しています。吹き替え後の動画編集などの映像翻訳、動画の企画・撮影・編集など、翻訳の枠を越えた動画作成全般を承ります。

他にも、研修・学習のeラーニングに使われる映像・音声のコンテンツや問題集の内容のローカライズ、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替えなどの一部修正、コンテンツのBGMや専門性の高いCGの作成など、お客様のご要望に合わせた動画作成・編集全般に関してご相談頂けます。

動画翻訳から多言語動画への翻訳など、十印の動画サービスの詳細に関しては、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、製品特徴や企業・ブランドのイメージを的確に伝える翻訳を行っています。字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関するすべての作業を通じて届けたいメッセージを伝え、グローバルビジネスでの訴求を成功させるお手伝いをします。

ターゲット顧客向けに最適化された内容、理解されやすい映像翻訳、対象言語、文化・習慣に合ったローカライズで、メッセージが伝わりやすい動画翻訳を行い、貴社の動画マーケティングを成功へと導きます。

十印は目まぐるしく移り変わるマーケティング手法に合わせ、最新のより効果的な翻訳を可能とするため、マーケティング翻訳者の育成にも力をいれております。時代の流れに沿った最適な動画翻訳で動画マーケティングをお考えなら、是非、十印にご相談ください。

十印の動画翻訳サービスについてはこちら

▶著者紹介

株式会社十印 マーケティング部
石川弘美

1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。                   
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。

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