2024.06.12

動画翻訳をグローバルなビジネスで活用するメリット

スマートフォンや通信の高速化など技術の発展により、動画はますます身近なものとなってきています。そのため、近年、動画をビジネスに活用する企業も増えています。しかし、上手に動画をビジネスで活用するにはどうすればよいのかお悩みのご担当者様も多いのではないでしょうか。特に、海外とのビジネスであれば翻訳など、さらに疑問点が増えるケースも多いでしょう。

本稿では、グローバル化が進むビジネスにおいて動画翻訳を上手に活用し、動画を活かすメリットについて解説していきます。

動画をグローバルなビジネスで活用するメリット

ビジネスのグローバル化が進むと共に、翻訳は欠かせなくなりました。動画視聴が増えている昨今、動画を翻訳する機会も増えています。

動画をビジネスで活用するメリットは多いですが、中でも次の3つのポイントが、動画の大きな特徴として挙げられます。

1. 情報が正確に伝わる
2. 伝えられる情報量が多い
3. 視聴者の感情に訴えかけることができる

このように、動画を翻訳する際にはいかに多くの情報を正確に伝え、視聴者の感情に訴えられるかどうかが重要になってきます。

動画翻訳は、テキストの翻訳とは異なり多くの情報があります。ターゲット顧客の信頼をえるためには、動画コンテンツのすべてが自然であり、安心して見られる動画である必要があります。動画翻訳でテキスト情報のみの翻訳しかしないと、視聴者が違和感を持ち、信頼を得られない可能性があります。そのため、動画コンテンツ全体の翻訳が望ましいでしょう。

動画翻訳は無料自動翻訳で十分?

動画を翻訳する機会が増えると、翻訳方法も変化しつつあります。近年、様々な自動翻訳ツールが簡単に使えるようになり、翻訳全体へのハードルが下がりました。動画翻訳ツールも無料なものもあり、動画翻訳が自動でできる翻訳ツールの利用が増えています。しかし、無料で動画翻訳が行えるのはテキストデータのみで、翻訳精度も不十分であるケースが多いため、個人で楽しむ分には問題がなくても、正確な情報伝達が重要なビジネスでの利用には不向きです。

ビジネスにおいて誤訳は致命的となりかねず、誤訳によりビジネスチャンスを失う可能性もあります。また、訴求効果がない翻訳では、わざわざ翻訳するメリットはなくなってしまいます。企業イメージを大切にし、訴求効果を考えるのであれば、ビジネスでは無料自動翻訳ツールよりも、動画翻訳の専門知識のある翻訳サービスを利用するほうが効果的でしょう。

動画翻訳次第で訴求力は変わる

訴求とは、商品やサービスの魅力をアピールすることですが、別の言語へ翻訳しただけではもとの言語と同じ訴求効果が期待できません。なぜなら、いくら完璧な翻訳でも市場が異なれば当然求められるものも異なり、ターゲット顧客に響かないメッセージでは訴求効果が薄くなるからです。そのため、ターゲット顧客に合わせて動画のローカリゼーションを行い、より伝わる内容に変えて、初めて訴求効果が表れるのです。

動画では、届けたいメッセージをより伝わりやすくするために、吹き替えや字幕などの翻訳以外にも、テロップやBGM、宗教や文化・習慣、嗜好に配慮して、内容の差し替えが必要になるケースもあります。

スキルのある動画翻訳サービスであれば、最適な方法で訴求効果を考えた動画翻訳の依頼も可能です。ブランドイメージ向上、販売促進などにつなげたいのであれば、動画翻訳サービスを行っている専門の翻訳会社への依頼をおすすめします。

十印の動画翻訳

十印では、お客様の目的やご希望に合わせた最適な動画の翻訳・作成を行っています。映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成など動画編集まで、映像翻訳全般にわたる柔軟なトータルサービスです。

ご予算に合わせて、ナレーターによる吹き替えよりも低コストの、機械音声による吹き替え、吹き替え後の動画編集などの映像翻訳だけでなく、動画の企画・撮影・編集など、翻訳の枠を越えた多言語でのグローバルな動画作成全般に関するご相談も承ります。

目的やターゲット顧客に合わせて、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替えなどの一部修正、研修・学習のeラーニングに使われる映像・音声のコンテンツや問題集の内容のローカライズ、コンテンツのBGMや専門性の高いCGの作成など、お客様のご要望に合わせた動画作成・編集全般に対応します。

動画翻訳、多言語動画への翻訳サービスなど、十印の動画サービスの詳細に関しては、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、製品特徴や企業・ブランドのイメージを伝え、商品・サービスのよさが伝わる翻訳を行っています。字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関連するすべての作業を通じて商品やブランドのストーリーを伝えて共感を得てもらい、グローバルなビジネスでの訴求を成功させるお手伝いをします。

現地向けに最適化された内容、ターゲット顧客に理解されやすい映像翻訳など、対象言語へのローカライズで、動画再生回数を上げる動画を創り、グローバルなビジネスを成功へと導きます。

最適な動画翻訳で動画マーケティングをお考えなら、是非、十印にご相談ください。

十印の動画(映像)翻訳/制作、
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▶著者紹介

株式会社十印 マーケティング部
石川弘美

1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。                   
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。

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