動画翻訳ならグローバル市場でも共感マーケティングが可能に
近年、動画は伝達できる情報量の多さから、ビジネスでも多く利用されています。しかし、グローバル市場でマーケティングに動画を使っても、思うような成果が出ずに悩んでいるご担当者さまもいるのではないでしょうか。グローバル市場で動画を使ったマーケティングを行うには、動画翻訳が必要不可欠です。そのうえ、単なる動画翻訳ではなく、共感してもらえるコンテンツへと翻訳するのですから簡単ではありません。
本稿では、共感マーケティングとは何なのか、グローバル市場で共感マーケティングを成功させるために最適な動画翻訳について解説していきます。
共感マーケティングとは?
共感マーケティングとは、共感してもらえる仕組みを作り、ブランド価値や売り上げの向上を狙うマーケティング手法です。共感マーケティングでは、顧客視点に立って顧客の思いやニーズに寄り添い、ブランドや商品・サービスへの愛着心を持ってもらいながら、信頼関係を構築することが重要です。
共感にもとづいた愛着心や信頼関係で深い信頼関係が築ければ、ブランドへのロイヤリティが高まり、自社のファンとなってくれるでしょう。自社のファンを増やし、その後も継続的な顧客でいてくれれば、繰り返し自社商品を購入してくれることが期待できます。
このように、共感マーケティングでブランドロイヤリティを高めると、新規顧客獲得よりも売り上げを伸ばせる可能性が大きくなるのです。
なぜ共感マーケティングが注目されるのか、SNSとの親和性
以前のマーケティングでは、企業が一方的に伝えたい情報を発信し、商品やサービスのアピールポイントを伝えていました。しかし、時代の流れと共に顧客の求める情報提供や、企業理念やブランドのストーリーを重視するマーケティングへと変化してきています。
またSNSの広がりに伴い、共感マーケティングは大きな効果をもたらすようになりました。SNSは、共感する機会を大きく増やすきっかけとなります。共感できる内容はすぐに拡散され、さらに共感した人が拡散するという連鎖が続くからです。このように、既存の顧客のロイヤリティのみならず、共感が共感を呼ぶのです。
共感でブランド価値を上げてファンを生み出し、ファンがさらに新たなファンを作る共感マーケティングは、最適な訴求方法だといえるでしょう。
動画翻訳次第で共感マーケティングの結果が大きく変わる理由
近年、マーケティングにおいて動画の需要が増えています。動画をグローバルなビジネス展開にも活用するには、翻訳を避けて通ることはできません。動画を自動的に翻訳できるツールもありますが、共感マーケティングに利用するのは難しいでしょう。共感マーケティングを成功させるためには、文化・習慣の違いに対する理解や現地市場に関する知見が欠かせませんが、自動翻訳ツールは一切考慮してくれないからです。
一方、クオリティの高い人の手による動画翻訳は、吹き替えや字幕の翻訳のみならず、テロップや映像の差し替えなど、現地の顧客や商材に合わせたローカリゼーションまで行います。同じ動画であっても、この翻訳過程の違いが共感を得られるかどうかを分け、売り上げの違いへとつなげていくのです。
十印の動画翻訳
十印の動画翻訳・作成の特徴は、訴求力の高さです。映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成といった動画編集まで、地域・商材に合わせた映像翻訳全般にわたる柔軟な総括的サービスが強みです。
ご予算に合わせて、ナレーターによる吹き替えよりも低コストの機械音声による吹き替えに変えるなど、お客さまに寄り添ったサービスをモットーにしています。吹き替え後の動画編集などの映像翻訳だけでなく、動画の企画・撮影・編集をはじめ、翻訳の枠を越えた多言語での動画作成全般に関するご相談も承ります。
また、目的やターゲット顧客に合わせて、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替えなどの一部修正、使われる映像・音声コンテンツのローカライズ、コンテンツ内のBGMや専門性の高いCGの作成など、動画作成・編集全般もワンストップでご依頼可能です。
動画翻訳や多言語への動画翻訳サービスなど、十印の動画サービスの詳細に関しては、どうぞお気軽にお問い合わせください。
まとめ
十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、グローバル市場で通用する丁寧かつ時代の波に乗った翻訳を行っています。また、字幕翻訳や吹き替え、動画編集・映像作成などの動画に関するすべての作業において、グローバルなビジネス展開で重要なマーケティングが成功できるようにお手伝いします。
現地向けに最適化された内容、ターゲット顧客に理解されやすく見てもらえる映像翻訳など、対象言語へのローカライズで、動画再生回数が上がるグローバルな訴求へと導きます。
最適な動画翻訳で動画マーケティングをお考えならば、ぜひ十印にご相談ください。
▶著者紹介
株式会社十印 マーケティング部
石川弘美
1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。