トランスクリエーションで広がる日本のエンタメの可能性

近年、日本のマンガやアニメ、ゲームをはじめとしたエンタメが世界的に注目されています。海外で人気があるとはわかっていても、日本のエンタメのコンテンツ市場がどのぐらいなのかはわからない、という方も多いかもしれません。これまでの一部のグローバル市場での急成長を一過性の人気で終わらせず、維持するにはどうすればよいのか、本当に日本のエンタメ人気は続くのかという疑問や不安があるかもしれません。
本稿では、エンタメ市場の現状と、エンタメのポテンシャルを最大限に活かす翻訳、トランスクリエーションについて解説していきます。
海外では日本のマンガやアニメをはじめとしたエンタメが人気
DXの推進と共に、ここ数10年でマンガやアニメを取り巻く環境は、大きな変化を遂げました。日本では、原作マンガからアニメへという流れが多いのですが、海外ではアニメからマンガへ、またはゲームからアニメへなど、地域によってそれぞれの傾向があります。マンガも書籍から電子コミックプラットフォーム経由のコンテンツなどへの多様化もあり、一過性のブームに終わらない層の厚さにもつながっています。
これまで、日本のエンタメというと、一部のニッチなファン向けというイメージがありましたが、昨今はコンテンツが増えると共に、日本のエンタメはより広い層においてグローバルな市場で浸透しつつあります。
日本のマンガやアニメなどのエンタメ市場
現在、国内におけるエンタメ市場は好調です。エンタメコンテンツの増加に伴い、海外への輸出も多くなり、市場は2022年には約1兆5000円規模にまで成長しました。2022年ベースでは、日本のコンテンツ産業は、主要産業である鉄鋼や半導体にも迫ると言われています。世界市場でも存在感の高まる日本のエンタメは、今後も成長していくでしょう。
また、エンタメコンテンツとのコラボ商品という市場もあり、いまやエンタメ市場は、類を見ない投資対象となっています。企業と作品の世界観とメッセージがファンダムの心をつかむ商品であれば、ファンはコラボ商品を購入するだけでなく、自らインフルエンサーとしてキャンペーンを広めてくれます。このように、さらなるファンを増やせば、新たなエンタメ市場の拡大へとつながるのです。
エンタメのポテンシャルを最大限に活かす翻訳トランスクリエーション
海外向けエンタメでは、翻訳が欠かせません。近年では、AI翻訳ツールなどによる翻訳が行われる機会が増え、エンタメ翻訳にもその波が押し寄せています。
ただ、海外市場向けに翻訳するには、すべて同じように翻訳していたのではメッセージや作品の世界観が正しく伝わるとは限りません。そのため、コンテンツ、地域、対象ターゲットなどに合わせた翻訳が大切です。エンタメコンテンツのポテンシャルを最大限に活かすには、ローカリゼーションやトランスクリエーションなど、翻訳にも工夫が必要です。
トランスクリエーションとは?
トランスクリエーションとは、コピーライティングのように、自然かつわかりやすく目を引く表現にして、マーケティング効果を上げる翻訳方法です。トランスクリエーションでは、元の文章や単語に正確である必要はありません。同じ感覚を呼び起こし、登場人物への共感、世界観を伝えられる表現へ自由に翻訳できるのが、トランスクリエーションです。
海外市場向けに翻訳する際は、習慣・宗教などに配慮する現地向け最適化、ローカリゼーションが欠かせません。そこで、翻訳の仕方を工夫することで、伝えたいメッセージや世界観がより正確に顧客に伝わるようにするのが、トランスクリエーションの役割です。
十印のトランスクリエーション
十印では、ヒアリングでお客様の伝えたいメッセージをしっかり受け止め、十印のノウハウと技術力で、それぞれの作品にベストなトランスクリエーションをご提案します。
十印のトランスクリエーションは、マーケティング効果を高め、ターゲット顧客の心をつかみ、愛されるコンテンツでグローバルなビジネスの成功へと導きます。世界観の共有、キャラクターへの共感、ナチュラルな表現かつ楽しめるエンタメ翻訳には、ぜひ十印のトランスクリエーションをご検討ください。
まとめ
十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、製品特徴や企業・ブランドのイメージを、言葉や文化の壁を乗り越えて伝える翻訳を行っています。お客様のご要望に合わせ、ローカリゼーションによる最適化、コンテンツのストーリーを伝えられるトランスクリエーションまで幅広い翻訳技術で、言語の違いを気にせず楽しめるエンタメをグローバルな舞台で成功させるお手伝いをします。
ターゲット顧客やエリア・商材に合わせた翻訳はもちろん、現地向けに最適化された内容へのローカリゼーション、わかりやすい表現やインパクトあるトランスクリエーションで、マーケティング力向上へと導く翻訳は、技術力のある十印だからこそです。
グローバルなビジネスで、トランスクリエーションを始めとするマーケティング効果の高い翻訳をお考えなら、どうぞお気軽に十印にお問い合わせください。
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▶著者紹介
株式会社十印 マーケティング部
石川弘美
1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。
