動画翻訳をグローバル進出で活かすには?

近年、ビジネスのグローバルな展開が増えています。海外進出を考えているのであれば、どのようにメッセージを伝えるのかは重要です。言語や文化の壁を越えて、効果的にメッセージを伝える動画は、ビジネスでも多く利用されています。しかし、動画の導入にあたり、どのように動画翻訳をすればよいのか分からない、動画を翻訳したのに訴求効果が感じられないなど、さまざまな悩みがあるかもしれません。
本稿では、グローバル進出において、効果的に動画翻訳を使ってメッセージを伝える方法について解説していきます。
海外進出で成功するには?
海外でビジネスを成功させるには、以下のポイントが重要になります。
1.言葉の壁を解消する
2.文化の壁を乗り越える
3.現地のマーケットを理解する
4.ターッゲット顧客層向けに最適な方法で訴求する
5.信頼を得てファンをつくる
これらのハードルを乗り越えてこそ、海外進出で成功できるのです。いずれも、一見難しそうに見えますが、動画翻訳次第で5つのハードルはグンと低くなります。
魅力的な動画をつくり、メッセージを伝えるには、動画を多言語化する前提で作成してみるのもよいでしょう。
動画のメリットをグローバル進出に活かす
動画のメリットは、テキストのみと比べ、大量の情報を届けられるところです。言葉だけでは説明しきれない部分も、動画であれば分かりやすくなります。そのため、分かりにくい情報でも、動画であれば正確に情報を伝えられるのです。
製品やサービスの紹介だけでなく、研修動画、マニュアル動画などにも活用できます。また、動画を使えばテキストのみ、イラストのみよりも、格段に理解が深まります。
さらに、動画翻訳を行う際に、ローカリゼーションと呼ばれる現地向け最適化を行えば、より現地の文化・習慣に寄り添った動画翻訳となります。ローカリゼーションを含む動画翻訳は、理解が深まるのみならず、研修者の向上心や顧客の関心も高めることも期待できるでしょう。
動画翻訳次第で訴求効果は変わる
動画翻訳において大切なのは、ターゲット層に合った翻訳をすることです。いかに完璧な翻訳といえども、ターゲット顧客層向けに最適な翻訳でなければ、心に響かないばかりか、正しい理解も難しくなります。そのため、翻訳の精度は非常に重要な役割を果たします。
同じ言語でも、地域が異なったり、ターゲット市場が異なったりすれば、翻訳を変える必要もでてくるのです。翻訳をしたのに手ごたえがないというのであれば、翻訳方法を見直したほうがよいかもしれません。
また、動画の多言語化を考えているのであれば、日本向けに作成されたものとは別に、海外市場向け動画を作成してみるのも効果的です。日本語表現からの翻訳であったために、足りない部分や分かりにくい部分を補いやすくなり、理解しやすい翻訳となります。
動画翻訳を依頼する際はここをチェック
動画翻訳を有効に使い、ビジネスを成功させるには、動画翻訳の経験豊富な翻訳サービスを選ぶと間違いありません。一般翻訳と異なり、動画翻訳では字幕や吹き替え以外にも、コンテンツのローカリゼーション、BGMや色使いなど、現地向けにアレンジすることで訴求効果が上がります。しかし、ローカリゼーションは一般的な翻訳サービスでは十分に対応できない可能性もあります。
翻訳を依頼する際は、マーケティングの知識があるのか、動画の多言語化に対応してくれるかどうか、希望翻訳言語の動画翻訳サービスがあるかどうかもしっかり確認しておくことをおすすめします。また、コミュニケーションが取れるかどうかは、大切なポイントです。まずヒアリングをきちんとし、要望に沿ってくれるサービスを見つけるようにしましょう。
十印の動画翻訳
十印では、ヒアリングをしっかりしたうえで、お客様に最適な動画の翻訳・作成を行う高品質な動画翻訳サービスが特徴です。
十印の「動画まるごとOne-Stopサービス」は、映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、吹き替えから、最終ファイル作成の動画編集まで、ローカリゼーションも含めた映像翻訳全般にわたるサービスです。
多言語化への対応も可能で、吹き替え後の動画編集などの映像翻訳、動画の企画・撮影・編集まで、動画作成全般を承ります。
ローカリゼーションでは、研修・学習のeラーニング向け映像・音声のコンテンツ、問題集の内容の一部修正など、コンテンツを現地向けに最適化します。動画の離脱率を下げるために、目的やターゲット地域・顧客に合わせたテロップや資料・現地に合わせた映像への差し替え、BGMや専門性の高いCG作成の対応も可能です。
動画翻訳・作成・編集全般、グローバルな舞台でのよりよいビジネス展開をお考えなら、どうぞお気軽に十印にお問い合わせください。
まとめ
十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、グローバルなビジネスにおいて、製品・サービスの特徴やイメージを顧客に伝えてファンを増やす翻訳を行います。従業員の一体感を高める研修動画翻訳、顧客にブランドのストーリーを伝える字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関するすべての作業で、世界に向けたビジネス成功へのお手伝いをします。
マーケティング翻訳の経験と知見を活かし、現地向けに最適化された内容、ターゲット顧客に理解されやすい映像翻訳など、対象言語文化に最適化されたローカライズで、動画再生回数を上げるグローバルな訴求を可能にします。
訴求力のある動画翻訳で動画マーケティングをお考えなら、是非、十印にご相談ください。
十印の動画(映像)翻訳/制作
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▶著者紹介
株式会社十印 マーケティング部
石川弘美
1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。