2018.10.01

翻訳サービスは人材派遣を利用して内製化

企業で発生している翻訳案件の量によっては、翻訳会社にアウトソーシングするより人材派遣サービスを利用して翻訳業務を内製化してしまうほうが効率的かもしれません。こちらでは、翻訳サービスを内製化するメリットについてお話します。

翻訳サービスを内製化するメリットとは?

通常、企業で発生する翻訳のニーズは社内の翻訳コーディネーターがとりまとめ、外部の翻訳会社に依頼します。いわば、社内翻訳業務すべての窓口と言える翻訳コーディネーターですが、翻訳案件の多さによっては作業が煩雑になってしまいがちです。極めて案件が多い企業の場合、コーディネーターのリソースを大幅に超過し、翻訳業務全体のスケジュールが後ろ倒しになってしまうことも少なくありません。

こうした問題の多くは、翻訳会社が派遣しているスタッフを利用し翻訳サービスを内製化させることで解決できます。翻訳サービス内製化による最もたるメリットは、コミュニケーションコストの軽減です。翻訳スタッフに業務内容を精通させ専門的な情報を共有しておけば、案件発生のたびに時間をかけてやり取りをする必要はありません。さらに、案件の進行自体もスピーディーになります。多数の翻訳案件によりコーディネーターのタスクがパンクしてしまうことが多い企業では、翻訳サービスを内製化するメリットは大きいでしょう。

翻訳に関する派遣スタッフ

代表的な翻訳に関する派遣スタッフについてお話します。

■翻訳者
翻訳業務の最前線に立つスタッフとして、ターゲット言語に長けたスタッフを翻訳者としてアサインする必要があります。派遣を利用して翻訳者を企業内に抱える場合、案件情報の機密性を維持することも可能です。

■プロジェクトマネージャー(PM)
とりわけ翻訳案件数が多い企業では、社内外の翻訳者を適切なアサイン、全体の進捗管理を担当するプロジェクトマネージャー(PM)の仕事が重要です。

■ローカライズエンジニア
案件によっては訳文だけではなく、ファイル変換やメモリーの管理などエンジニアリングにかかわる仕事も発生します。技術面・言語の面双方から支えるローカライズエンジニアの力が求められます。

■リンギスト
リンギストは翻訳の品質チェックを行うスタッフです。社内のリンギストを抱えることで、企業が求める水準に一致した訳文のクオリティが保たれます。

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TAKARA & COグループは、お客様のニーズに応じてさまざまなスタッフを派遣しています。ご要望によっては、上述した以外のスタッフや機械翻訳サービスのご提案も可能です。社内翻訳コーディネーターの業務が多くなっている状況に課題感を覚えている企業様はお気軽にご連絡ください。

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