2018.12.26

円滑な「バーバルコミュニケーション」を実現させる通訳・翻訳サービス

英語をはじめとした外国語を話すことができるビジネスマンが増えている昨今、通訳・翻訳サービスを依頼する必要はないと考える人もいるかもしれません。しかし、ビジネスの場で、海外のクライアントとの円滑なコミュニケーションを実現するためには、やはり通訳の存在が必要不可欠です。

近年では、地方自治体が海外の自治体と提携して、グローバルな関係を結ぶことが多くなってきました。それに伴い、通訳派遣の意義が高まっています。なぜならば、通訳を介してより円滑な「バーバルコミュニケーション」ができるからです。

そこで今回は「バーバルコミュニケーション」について説明していきます。

会話で重視されるのは「バーバルコミュニケーション」

コミュニケーションは、2つのカテゴリーに分けられます。1つは「言葉」を使ってコミュニケーションをとる「バーバルコミュニケーション(verbal communication)」。そしてもう1つは「言葉」を使用せずにコミュニケーションをとる「ノンバーバルコミュニケーション(non-verbal communication)」です。

「バーバルコミュニケーション」とは、会話や文字、印刷物など言語で表されるコミュニケーションの手法のことです。一方、「ノンバーバルコミュニケーション」とは、ジェスチャーや視線、表情、声の大小などによるコミュニケーションの手法のことです。

心理学者のアルバート・メラビアン博士は、聞き手はどのような要素で話し手の感情を受け止めるのかを実験しました。その結果、「聞き手が重視するのは、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%。つまり、93%の言語以外の非言語的な要素を重視している」ということを発見したのです。これは「メラビアンの法則」と呼ばれています。

参考

「バーバルコミュニケーション」の通訳・翻訳サービスの必要性

確かに、ある程度の外国語が話せる人は、ジェスチャーや表情も交えれば、コミュニケーションをとることはできるでしょう。しかし、ビジネスにおいて、「ノンバーバルコミュニケーション」は通用しません。ビジネスの具体的な内容を話すときは、やはり「バーバルコミュニケーション」が重要なのです。

ビジネスの場では、大切な海外のクライアントと、ビジネスの詳細を誤解なく話し合えるコミュニケーションをとらなければなりません。このようなシチュエーションで必要とされるのが、プロによる「バーバルコミュニケーション」の通訳・翻訳サービスなのです。

翻訳会社が提供する「バーバルコミュニケーション」の通訳・翻訳サービスとは

十印には、経験豊富な通訳者が多数登録しています。そのため、金融、医療、化学、マーケティングなどの専門分野に精通しているプロの通訳者を派遣することができます。ビジネスの場で重要な案件を話し合う際、プロの通訳者であれば、最もふさわしい言葉を選択し、なおかつスピーディーに相手に意思を伝えることができるでしょう。

外国語が得意なビジネスマンが持つ知識と、専門分野に精通しているプロの通訳者が持つ知識とでは、語彙や表現に大きな違いがあります。会話の背景に配慮し、日本人らしい心遣いを示しながら、通訳対象の言語でふさわしい言葉を選ぶこと。これこそ、十印が翻訳会社として提供できる「バーバルコミュニケーション」の通訳・翻訳サービスなのです。

通訳サービスには、会議・セミナー等における同時通訳、逐次通訳、ウィスパリングなど、さまざまな形があります。十印では、そのすべての分野で「バーバルコミュニケーション」のサポートすることができます。さらに、半世紀以上にわたる「バーバルコミュニケーション」による通訳・翻訳サービスのノウハウを活かし、十印のプロジェクトマネージャーが案件ごとに最適な通訳チームを手配しています。それがビジネスの場に最適な通訳を十印が派遣できる理由です。

また、SkypeやWebExなどの通信技術を利用した通訳・翻訳サービスも可能です。このサービスを利用すれば、わざわざ出向くことなく海外のクライアントとの距離を縮めることができるでしょう。

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十印は、日本国内のみならず、米国やカナダ、ヨーロッパなどさまざまな国に通訳を派遣することが可能です。IT、医薬、金融・保険など多岐にわたるビジネス分野においての会議、商談、監査、プレス通訳から、セミナーのイベント通訳、送迎を含むアテンド通訳に至るまで、十印が責任を持って対応いたします。

ビジネスを円滑に進める手助けをするのが「バーバルコミュニケーション」の通訳・翻訳サービスです。この「バーバルコミュニケーション」を提供できる通訳を多数抱えているのが、翻訳会社である十印の強みでもあります。まずはお気軽にご相談ください。

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