DTPを活用してローカライズをもっと早く!もっとイメージに近づける方法
日本で使用している印刷物などを海外でも使用するために、「ローカライズ」を実施する日本の企業は増加傾向にあります。しかし、ローカライズはボリュームが多いほど、手間や費用がかかり苦労がともないます。
ローカライズを早く、イメージに近づけるためには、「DTP」の活用が鍵を握ります。今回は、ローカライズを素早く行うために重要なDTPについて、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
DTPとは?
ローカライズに必要な「DTP」とは、「Desktop Publishing(デスクトップパブリッシング)」を略したものです。主な役割としては、パソコンでデータを作成し、実際に印刷物を作成することができます。DTPがない時代では、印刷物を製作する際に、版下の作成や製版、印刷などの工程を専門家が手分けして実施するという手間がかかっていました。DTPが普及されてからは、全ての作業をパソコンで実施することができるため、一人でも印刷物を手軽に製作することが可能です。
印刷物の製作は、魅力的な物を製作するほど手間がかかるため、「DTPデザイナー」や「DTPオペレーター」に依頼する方もいます。
DTPを活用すれば、魅力的なイラストやレイアウトも自在に製作することができるので、本格的な印刷物の製作が可能です。
DTPで行える内容
パソコンで作業を行うことができるDTPですが、具体的にはどのような作業を行うことができるのでしょうか。まずは事前に企画を立て、大体の方向性を決めた後に、DTPを使用します。DTPの作業では、企画で決めた文章や写真、図形などをレイアウトする「編集・デザイン」を行います。
他にも、版下の製作を行うにあたって、レイアウトを元に文字を配置、写真などを配置する場所にアタリをつけていきます。アタリとは、写真や図の大きさがわかるように、版下に入れる輪郭のことです。
次に、製版を実施します。版下を元に、写真などを取り込んで印刷用のフィルムを製作する作業を行います。
このように、「編集・デザイン」・「版下の製作」・「製版」の工程をDTP1つで行うことができます。また、一人で実施することができるため製作時間を短縮し、質の高い仕上がりで印刷物を製作することが可能です。
ただローカライズを実施するためには、DTPを使用するだけでは魅力的なデザインで製作することはできません。正しい翻訳やローカライズを適切に行うためのDTP上のノウハウを理解しておく必要があります。
十印で提供しているDTPサービス
翻訳会社の十印は、正しい翻訳サービスを提供するだけなく、最適なデザインもご希望通りに提供しています。加えてローカライズの実績も豊富で、ローカライズ特有のDTP上のノウハウを蓄積しています。
翻訳とローカライズを一貫してご依頼頂くことで、効率的なフローをご提案させて頂くことができます。十印では、多言語化に対応できるスタッフが常駐しているので、ネイティブな文章作成も行うことが可能です。デザインの中で、翻訳が必要な場合も、適切な文章作成を実施し、魅力的な製品を実現させてます。
十印は簡易DTPにも対応
ドキュメントの使用目的が社内のみの場合、複雑なDTPは不要であることが多いでしょう。その場合は、要望に応じて、簡易DTPにて対応させて頂くことができます。
改ページの位置、図のキャプションの改行の位置など考慮する必要がない、テキストが表示されればいいというケースには、早くてコストも抑えた簡易DTPにて対応させて頂くので、ご気軽にご相談ください。
素早く自社のイメージにあったデザインで、DTPの利用を可能とするので、製品の完成も速やかに行うことができるでしょう。
どのようにローカライズしていきたいのか、ご相談頂ければ魅力的なデザインの製作をお手伝いさせて頂きます。
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現在では、魅力的なデザインをDTP1つで実現することが可能になりました。企画が決まっていれば、一人でも作業を行うことができるので、イメージ通りのデザインを製作することができます。
ただローカライズで、翻訳が必要なケースなどは、デザインを検討するだけでは、魅力的な物に仕上げることができません。そのような時は、十印にご依頼ください。
ローカライズのDTPと、マニュアルにより、あらゆる分野の製品デビューに協力させて頂きます。無駄な作業を省いた、簡易DTPの提供も可能となっているので、要望があればご気軽にご相談ください。
海外との取引やグローバル事業の展開を検討しているのであれば、ローカライズすることは重要です。どのように製作を進めていけばいいのか、悩んでいる方は是非、一度十印にご相談ください。