翻訳会社に英語以外の多言語化を依頼するなら「FIGS」を検討
英語だけでローカライズを終わらせてしまうのは不十分かもしれません。コンテンツ、ドキュメントによっては欧州市場へと展開できる可能性を秘めていることも考えられます。欧州市場で大きな影響力を有する「FIGS」へのローカライズを検討してはいかがでしょうか。こちらでは、欧州を意識したローカライズで選ばれることが多い4言語「FIGS」についてお話します。
「FIGS」とは
「FIGS」とは、French(フランス語)、Italian(イタリア語)、German(ドイツ語)、スペイン語(Spanish)の頭文字をとった略語です。英語(English)を加え、「EFIGS」と呼ばれることもあります。ローカライズにおいて、特に翻訳先の言語として選ばれることが多い4言語(5言語)を意味します。
コンテンツ、ドキュメントの多言語化を検討する場合、翻訳先の言語を選択する最も大きな判断基準は「市場規模」です。そのため、世界中への展開ができる英語は、翻訳先言語の第一選択とされています。一方で、近年は欧州市場への進出も意識して言語を選ぶ必要があると考えられています。FIGSは欧州市場での影響力が特に大きいため、英語に次ぐ多言語化の対象として選ばれることが多い言語です。
FIGSに対し、アジア市場で影響力が大きいと考えられえている「CCJK」という言語群もあります。こちらには中国語簡体字(Simplified Chinese)、中国語繁体字(Traditional Chinese)、日本語(Japanese)、韓国語(Korean)が含まれます。
デジタルコンテンツ業界はFIGSへの対応が急がれる
Webサービス、ソフトウェアなどデジタルコンテンツの業界では、日本語からFIGSへのローカライズが盛んに行われています。これは、日本のデジタルコンテンツが欧州市場で高く評価されているためです。英語だけのローカライズでは、販売機会をロスしてしまうかもしれません。
反対に、むやみに多くの言語へとローカライズを行っても、コストばかりがかかってしまうこともあります。特定エリアへと進出したい意図がない限り、欧州市場を意識する「場合は英語+FIGS」がローカライズの対象として選ばれることが多いようです。
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十印はさまざまなコンテンツをFIGSにローカライズしてまいりました。欧州市場への進出を検討中のお客様、英語からさらに多言語化を広げたいとお考えのお客様はご相談ください。