2023.08.09

DXは機械翻訳を使ったコミュニケーションから始める

世の中のデジタル化は進み、国を挙げてDXに取り組む動きが出てきています。しかし、DXとは何か、聞いたことはあっても実はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。時代の変化に取り残されず、グローバルな環境で生き残るには、これからのビジネスにDXは欠かせません。

本稿では、DXとは何かについて詳しく解説し、機械翻訳ツールを使って何ができるのかについて説明していきます。

DXとは?デジタル化との違い

DXとは、英語のDigital Transformation(デジタルトンスフォーメーション)の略称です。日本語にそのまま訳すと、「デジタル変換」ですが、「デジタル変革」と定義されています。

DXとデジタル化は同一視されがちですが、DXが企業の競争力アップが目的とされているのに対し、デジタル化はアナログからデジタルへの変換による業務の効率化に焦点があてられています。例えば、電話・FAX・書類の郵送を、オンラインによるメール・チャット・ビデオ会議などに置き換えるのはデジタル化です。DXでは、デジタル技術を使いデータに基づき、企業競争力を上げるビジネスモデルを使います。

なぜ今DXなのか?

2023年のGDXリサーチ研究所の調査によると、20.4%の中小企業経営者がDXを「知っており、他の人に説明できる」と回答しています。しかし、ほぼ半数にあたる49.4%が「知っているが、説明できるほどではない」、21.9%は「聞いたことはあるが、よく知らない」と回答しています。
経済産業省が2018年に発表したDX推進ガイドラインから4年後の2022年、新たにデジタルガバナンス・コードがまとめられました。2025年までの期限を設けてDXを推奨し、GDPの押上につなげたいとの目標設定がされています。
代表的な制度は、「DX認定制度」と「IT導入補助金」の2種類です。DXへ取り組むことにより、業務効率化や生産性向上が可能になり、さらに、ITツールの導入や、ビジネス変革によって市場競争力を高め、変化する消費者のニーズへの対応につなげることが可能となります。

参照:デジタルガバナンス・コード2.0(旧 DX推進ガイドライン) (meti.go.jp)
https://www.forval.co.jp/

DXと日本企業が抱える問題

経営方針の刷新と効率化に有効と思われるDXですが、なかなか簡単にはいかないのが現実です。全国の中小企業経営者対象のアンケート調査で、DX時代の経営者の半数は自身の企業がDXに取り組めていないと回答しています。
また、DXの取り組みレベルを上げるために現在足りていないと思うものが「経営陣のリスキリング」「従業員のリスキリング」であると答えた経営者がそれぞれ52%以上であり、経営者自身の知識づけが必要であるとわかります。
このように、DX推進を目標に挙げて、IT技術の活用、ビジネスモデル改革で経営戦略を刷新していく必要があるという、今後の企業のあり方が見えてきます。

参照:〈中小企業のGXに関する実態調査 第2弾〉GX推進プロジェクトを設立している中小企業はわずか4.1%!設置している企業の約6割は効果を感じており、推進度が二極化。|フォーバル GDXリサーチ研究所のプレスリリース (prtimes.jp)

DXとグローバルビジネスの効率化のヒント

DXが重要だと認識して、DXを推進しようとしても、何から手をつけたらよいのかわからない、現場と経営層のDXにおける認識が異なるなどの課題があります。

ビジネスのグローバル化と共に、避けて通れないのが翻訳作業です。海外に拠点がなくても、問い合わせメールに応える、海外に顧客がいるという状況は、もはや珍しくはありません。

近年話題の「リスキリング」ですが、グローバルビジネスで語学のスキルアップは多大な時間と労力が必要です。しかし、機械翻訳ツールを使うためのスキルは、比較的簡単に習得できます。これまで翻訳を外注していたケースでも、精度が高く使い勝手のよい機械翻訳ツールがあれば、業務効率アップへとつなげられます。

また、社内コミュニケーション、顧客とのコミュニケーションにも、機械翻訳ツールは利用できます。円滑なコミュニケーションで、ビジネスチャンスを逃さず、競合他社より優位に立つことができます。

また、翻訳作業は機械翻訳ツールに任せて業務時間の短縮を図り、社員のモチベーションアップともなります。

グローバルビジネスを始めたい、DXで何から手をつけてよいのかわからないときは、機械翻訳の導入から始めてみましょう。

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十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」は、大量の文書でも短時間に翻訳のできる機械翻訳ツールです。国家プロジェクトで作成した、TOEIC960点相当の精度の高いAI翻訳エンジンで、高品質な翻訳が可能となりました。

「T-tact AN-ZIN®」は、セキュリティ面でも安心してご利用いただける機械翻訳ツールです。暗号化通信でIPアドレス制限機能があるため、情報漏洩リスクもありません。

また、PDFファイルをはじめ、マイクロソフト社のオフィス製品上でも直接翻訳できるプラグイン機能により、効率的な業務が可能になります。

安全で高精度のAI機械翻訳導入をお考えなら、お気軽に十印までお問い合わせください。

まとめ

十印のAI翻訳「T-tact AN-ZIN®」の導入をお考えなら、計画から効率的な運用方法まで丁寧なサポートをいたします。

また、機械翻訳サービス以外でも、ご希望の翻訳のレベルに合わせてローカリゼーションとトランスクリエーションもしております。様々なシーンでの翻訳の内容に合わせ、豊富なライティング経験のある十印に、ぜひご相談ください。

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