2024.05.10

半導体の国際性と翻訳:半導体業界の動向と現状

半導体は、あらゆるテクノロジーの根幹であり、いまや私たちの日常生活で欠かせないものとなっています。スマートフォンやパソコンをはじめとした電子機器の普及とDX化の波で、世界的な半導体需要は伸びています。半導体市場の拡大と共に、半導体の国際性はますます強まりました。同時に、半導体および関連業界における翻訳の機会は多くなっており、今後も半導体需要の成長と共に、翻訳機会は増加していくと考えられます。

本稿では、DXにも欠かせない半導体の動向と現状、半導体の国際性と翻訳の重要性について解説します。

半導体業界の動向と現状

半導体製造装置市場の規模は、2021年から2022年に2年連続で過去最高となりました。これは、世界の主要半導体メーカーが相次いで設備投資に巨額の投資をしたことが要因です。2023年には、メモリIC(集積回路)を中心として一時的な減速も見られましたが、2024年以降は再び拡大予想となっています。2023年の落ち込みは一時的であり、近年の記録的な半導体工場の新規建設により、著しい成長が見込まれます。

国内では、経済産業省の生産動態統計によれば、2021年の半導体集積回路は16.0%増、販売戸数は12.2%増と、いずれも大幅増となりました。業界規模では2020年までは横ばいだったのが、2022年から2023年にかけては業界規模、成長率と共に上昇傾向です。

このように半導体業界では、一部一時的な投資の抑制が見られても、全体としては中長期的な投資が引き続き行われると予想されています。

半導体業界のリスクと各国・地域の強化策

半導体業界の主なリスクは、次の3つだと言われています。

・ 領土主義
・ サプライチェーンリスク
・ 人材リスク

3つのリスクの中でも一番の課題は、領土主義です。各国、各地域は半導体および関連産業競争力強化とリスク回避のために、国および地域の安全保障政策、国際取引に関する規制、関税、新たな貿易協定など、様々な半導体業界強化策を講じています。

中長期的な市場拡大を見据え、各国・地域は半導体の安全確保を目的に、半導体メーカーの誘致競争をしています。日本をはじめとした各国・地域は、巨額の投資で自国・地域の半導体産業を強化し、グローバル企業誘致のために支援を行い、半導体産業の強化を行っています。

参照:国際戦略物資となる半導体、企業はどう動く(世界) | 半導体グローバルサプライチェーンはどう変わる? - 特集 - 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ (jetro.go.jp)

半導体メーカー2023年売上世界ランキング

半導体業界では、主要国・地域における半導体産業強化策が講じられており、し烈な競争は今後も続くものと思われます。日本の半導体業界は、近年あまり勢いがありません。最先端の技術を維持するための巨額な研究開発費と、設備投資、人材への投資が必要ですが、海外勢に大きく差をつけられている今、追い越すどころか追いつくのも難しいのが現状です。現時点では、日本は世界の半導体メーカーの売上ランキング*で上位10位内に入っておらず、アメリカや韓国メーカーが強いことがわかります。

経済安全保障の観点から半導体製造を国内でとの声も上がっています。期待に応えるべく、政府は様々な法改正、予算などで後押しをしようとしていますが、現政策でどれだけ変わるかが期待されます。

*参照:Gartner Says Worldwide Semiconductor Revenue Declined 11% in 2023

半導体業界における翻訳の重要性

半導体成長を後押ししようと、日本でも海外からの技術者や先端技術を取り入れるようになっていますが、時に障壁となるのが言語です。海外との技術提携やグローバル人材が多く、市場もグローバルな半導体業界では、翻訳・通訳が重要な役割を果たします。

また、半導体翻訳は専門性が高く、一般的な翻訳能力のみではクオリティの高い翻訳はできません。半導体という製品の特性上、翻訳精度以外にも、セキュリティ体制が確立された翻訳会社を選択する必要があります。精度の高い翻訳が可能で、信頼性のある翻訳会社を見つけることが、日本の半導体業界を変えるかもしれません。

十印の半導体翻訳サービス

十印の半導体翻訳サービスの強みは、半導体および関連分野とテクノロジーへの深い造詣と、クオリティの高い翻訳です。十印のITテクノロジー翻訳の取り扱いは業界内でも多く、現在でもIT翻訳ではトップレベルです。

十印は国際規格である「ISO/IEC27001(ISMS)」認証を取得しており、情報セキュリティマネジメントの継続的な運用・改善・向上に努めています。

また十印では、国内では取得している翻訳会社の少ない、翻訳の品質を保証する「ISO17100」を、各種技術翻訳においても取得しています。

半導体および関連分野の翻訳をお考えなら、セキュリティ体制やコンプライアンス・個人情報管理を徹底しつつ、精度の高い翻訳サービスを提供している十印に、是非ご相談ください。

まとめ

十印の半導体翻訳サービスの強みは、半導体および関連分野とテクノロジーへの深い造詣と、クオリティの高い翻訳です。十印のITテクノロジー翻訳の取り扱いは業界内でも多く、現在でもIT翻訳ではトップレベルです。
十印は国際規格である「ISO/IEC27001(ISMS)」認証を取得しており、情報セキュリティマネジメントの継続的な運用・改善・向上に努めています。
また十印では、国内では取得している翻訳会社の少ない、翻訳の品質を保証する「ISO17100」を、各種技術翻訳においても取得しています。
半導体および関連分野の翻訳をお考えなら、セキュリティ体制やコンプライアンス・個人情報管理を徹底しつつ、精度の高い翻訳サービスを提供している十印に、是非ご相談ください。

半導体翻訳についてはこちら

▶著者紹介

株式会社十印 マーケティング部
石川弘美

1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。                   
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。

backtotop