2024.10.08

動画翻訳で多言語動画マーケティングも簡単に

動画マーケティングが注目されている昨今、動画翻訳の需要が伸びています。しかし、自動翻訳ツールなどで手軽に翻訳ができるようになった一方で、おかしな翻訳を目にすることも増えています。消費者は、信頼できないウェブサイトでは購入を避ける傾向があり、動画翻訳をしても手ごたえが感じられないという企業も少なくありません。

本稿では、動画翻訳を用いて多言語動画マーケティングを成功させる方法について解説します。

なぜ今動画マーケティングが注目されるのか?

近年では、動画がより身近な存在になり、商品のPRから採用活動に至るまで幅広くマーケティングに利用されています。ビジネスのグローバル化に伴い、海外向けへの発信や訪日外国人観光客への発信など、外国語での動画マーケティングのニーズが高まっています。

動画は、情報量が多く拡散力も高いため、地域や商品の良さをアピールするには動画が最適です。コンテンツを多言語化すれば、幅広いユーザーへのアプローチが可能になります。また、動画以外の手法では届かなかった潜在顧客へも情報が届けられるところが大きな魅力です。

このように動画マーケティングは、多言語でより多くの地域ユーザーへと訴求できる手法として、近年注目されるようになったといえるでしょう。

動画翻訳が動画マーケティングで大切な理由

動画翻訳が動画マーケティングにおいて重要視されているのは、母語や公用語といったユーザーが深く理解できる言語での訴求が可能だからです。外国語のままでは、つい面倒になってしまいわざわざコンテンツを視聴する気が起きませんし、ぼんやりとした理解しかできない可能性もあるでしょう。しかし、慣れ親しんだ言語であれば、視聴してみようと思いやすく、深い理解も可能になります。

企業や商品の認知度を向上させるには、自社の認知が第一です。優れた商品やサービスを提供していても、動画翻訳の精度が高くなければ、商品やサービスの魅力は伝わりません。

動画コンテンツでは、テキストのみと比較して圧倒的に多くの情報を伝えられます。文化や習慣が異なる地域の消費者へ訴求するには、現地の嗜好に合わせて共感を得られるようにすると、認知拡大から購買へとつなげられるでしょう。

動画翻訳で多言語動画マーケティングを成功させるには?

動画翻訳を使った多言語動画マーケティングにおいて、商品やサービスの魅力が伝えられれば最初のステップは成功です。しかし、認知拡大から購買を促すところまでがマーケティングだとすれば、翻訳の精度は需要です。たとえ商品が気になっても、翻訳精度が低ければ信頼できずに購入を諦めてしまう可能性が高くなります。そこで、次の3つのポイントが重要になります。

1. 動画翻訳の精度を高めて信頼できるコンテンツであると証明する
2. 英語だけでなく現地の言語へと動画翻訳する
3. 現地の嗜好や流行に配慮する

一般的な国内向けマーケティングにおいて、これら3つのポイントをプラスアルファで気を付けなければいけません。ポイント3の「現地の嗜好や流行」は、動画内の内容やBGM、動画内の表現なども含め、現地で受け入れられる内容へのローカリゼーションが大切です。

動画翻訳で簡単に多言語動画を

動画翻訳は、多言語化が容易にできるところが魅力です。新たに作るのであれば、最初から訴求地域の言語への動画翻訳もできますし、すでに日本語で作った動画がある場合は、その動画を多言語化することも可能です。

ターゲット顧客に合わせた動画翻訳とローカリゼーションは、視覚や聴覚に訴えることで訴求効果が高まります。これまで、日本語や英語のみで思わしいマーケティング効果が出ていないのであれば、まずはターゲット顧客の言語へ動画翻訳をしてみましょう。多言語化の場合は、地域によって習慣や宗教などに配慮が必要なこともあるため、専門知識のあるサービスを利用すると安心です。また、一から動画を作って多言語化したいのであれば、多言語動画に対応しているサービスに相談してみましょう。

十印の動画翻訳

十印では、お客さまの目的やご希望に合わせて最適な動画の翻訳・作成を行います。映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイルの作成といった動画編集まで、映像翻訳全般にわたる柔軟なサービスで、ターゲット顧客向けに最適化し、一言語の翻訳から多言語翻訳にも対応します。

ご予算に合わせて、低コストの機械音声による吹き替えといった選択も可能です。吹き替え後の映像翻訳だけでなく、動画の企画・撮影・編集など翻訳の枠を越え、多言語での動画作成全般に関してご相談いただけます。

目的や地域、ターゲット顧客に合わせ、テロップ・映像の差し替えなどの一部修正、研修のコンテンツや問題集のローカライズ・コンテンツのBGMや専門性の高いCGの作成など、お客さまのご要望に沿って動画作成や編集全般に対応可能です。

動画翻訳、動画の多言語翻訳サービスなど、どうぞお気軽に問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、地域・ブランドのイメージを顧客へと届ける翻訳を行っています。字幕翻訳や、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関するすべての作業を多言語へ翻訳することで、これからの時代に必要なグローバルなビジネスでの訴求を成功させるお手伝いをします。

ターゲット顧客に理解されやすい映像翻訳や、対象言語・地域へのローカライズで、動画再生回数が上がるグローバルな訴求へと導きます。

動画翻訳でグローバルな動画マーケティングをお考えなら、ぜひ十印にご相談ください。

十印の動画(映像)翻訳/制作、
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▶著者紹介

株式会社十印 マーケティング部
石川弘美

1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。

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