2018.12.26

翻訳会社のローカライズエンジニアとは?

スマホなどの急速な普及により、近年のIT業界はますます活発化し、まさに売り手市場となっています。それに伴い、海外進出を目指す日本企業が増え、翻訳会社が請け負うIT翻訳の需要も高まってきました。

また、インバウンド事業が飛躍的に拡大しているため、その需要に応えるべく、さまざまな分野で多言語化が求められています。特に、グローバル化に欠かせないWebサイトやアプリなどのローカライズは、翻訳会社にとって重要なサービスの1つとなりました。

そこで今回は、ローカライズの現場で活躍するローカライズエンジニアの仕事内容について解説します。

翻訳サービスにおけるローカライズエンジニアの重要性

では、ローカライズエンジニアにはどんなスキルが必要なのでしょうか。

ローカライズエンジニアに求められるスキルは、「語学力」、「コンピューターに関する基礎知識」、「対象国・地域の言語・文化への理解」、「対象となる製品・サービスに対しての知識」と多岐にわたります。

■「語学力」
語学力といっても、単純に話したり書いたりできれば良いわけではありません。対象言語を正しく自然な文章にできる「翻訳力」が必要です。

■「コンピューターに関する知識」
ローカライズにはIT関連の仕事が多いので、基本的なパソコン操作(Word、Excelなど)のスキルだけでなく、HTMLやCSSのような言語の基礎知識が必要です。また、プログラミングなどの経験も問われます。さらにIT技術は、日に日に進化していくため、新しい技術への対応力がなければなりません。

■「対象国・地域の言語・文化への理解」
ローカライズは、対象国・地域の言語に則した表現に修正したり、文化や習慣、生活スタイルなどのさまざまな要素を取捨選択したりしなければならないので、言語や文化への深い理解が求められます。

■「対象となる製品・サービスに対しての知識」
ローカライズの目的は、製品やサービスを現地の市場に売り込むことです。したがって、売り込みたい製品やサービスに対しての知識とそれらをきちんと分析できるマーケティング能力が必要です。

これらのスキルを兼ね備えたローカライズエンジニアでなければ、質の高いローカライズサービスを提供できません。

翻訳会社のローカライズエンジニアが優秀である理由

十印は1990年代からローカライズに取り組んでおり、まさに時代の先駆けともいえる翻訳会社です。長年の経験と実績に基づき、今まで数多くのローカライズサービスを提供してきました。それゆえに、優秀な技術を持ったローカライズエンジニアによる質の高い翻訳・ローカライズサービスが提供できるのです。

また十印は、質が高いだけでなく、幅広いローカライズサービスを行えるように努めています。英語から日本語、日本語から英語のみならず、急成長を遂げた中国やタイなどのアジア言語、日本ブームに湧くフランスをはじめとするヨーロッパ言語、さらには希少言語に至るまでさまざまな言語のローカライズに対応可能です。

翻訳会社として十印が提供できるローカライズサービス

ひとえにローカライズといっても、そのサービスの内容は多種多様です。そこで、これまで十印が提供してきたローカライズサービスをご紹介します。

■スマートフォンアプリの多言語化。
■ブログの翻訳とアップロード作業。
■多言語・多品種のマニュアルの制作リードタイムの短縮。
■多言語の動画字幕の作成。
■UI(ユーザーインターフェース)の日本語化と英語化。
■海外Webサイトのボタンやリンクの修正。

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十印は、クライアント様のニーズに合ったローカライズを請け負うだけでなく、ローカライズ全般に関わるサービスも提供しています。プロジェクトを提案し、十分な話し合いのもと、クライアント様にとって最高のローカライズを行うことが可能です。
多言語翻訳・ローカライズサービスをご希望されるのであれば、ぜひ十印にご相談ください。


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