2025.03.07

トレンドを押さえた動画翻訳で海外マーケティングを

昨今、動画マーケティングが重要な役割を果たすようになってきました。中でもSNSと関連付けた動画広告は、近年大幅に増加しています。しかし、全世界的なトレンドはあっても、使われるSNSに違いがあったり、動画の使われ方に差異があったりと、地域によってトレンドは全く同じというわけではありません。

本稿では、動画を海外マーケティングに利用するときの注意点、なぜトレンドを押さえる必要があるのか、動画翻訳の重要性について解説していきます。

海外マーケティングは国内向けと同じ?

近年、動画マーケティングは世界中でマーケティングの主流となりつつあります。日本でも、世界のトレンドに乗ろうと、動画マーケティングに力を入れる企業が増えてきています。国内向けのみでなく、海外への訴求にも動画マーケティングを利用しようとする企業も少なくありません。しかし、国内向け動画マーケティングが成功したからと言って、海外向けに全く同じ手法を使っても、成功するとは限りません。

海外マーケティングでは、まず、現地のトレンドを知る必要があります。そして、文化、習慣、嗜好などの異なるターゲット顧客層向けに、ローカリゼーションと呼ばれる最適化を行います。

このように、国内向けしか動画マーケティングを行っていなかった場合は、いきなり動画翻訳をするのではなく、まずは現地の最新情報を知るところから始めましょう。

動画のトレンドで知っておきたいことは?

国内向け、海外向けに関わらず、動画のトレンドを知ることは欠かせません。ターゲット顧客層が利用するSNSに変化があったり、嗜好が以前と異なったりするのは、決して珍しくありません。そのため、海外マーケティングを行うのであれば、何がどう変わったのか常にアンテナを張って、現地の最新情報を得る必要があります。

動画翻訳においても、現地のトレンドに疎ければターゲット層の信頼を得られにくい場合もあるため、トレンドを意識した翻訳が大切です。

また、動画の長さがトレンドに合っていない場合も離脱率を高める可能性があり、訴求効果に影響が出るため、動画の長さにも注意を払いましょう。

動画マーケティングの成功:購買へとつなげるには?

動画マーケティングは、翻訳次第で訴求効果が変わるため、最適な翻訳方法での翻訳がカギとなります。

また、動画マーケティングでは、顧客が購買へと至るまでの流れを知らなければなりません。基本的にこの流れは、地域の違いによる違いはありません。

1)動画を見てもらう
2)商品やサービスに興味を持ってもらう
3)共感を得てもらう
4)顧客になってもらう

という4つのステップで、購買へとつなげるのです。
そのためには、見たくなる、共感できる動画作り、商品やサービスの選定が欠かせません。そうすれば、ファンを増やし、SNSで拡散してもらってさらに顧客層を広げる、次のステップを目指すことも可能です。

購買へとつながる動画翻訳とは?

翻訳された動画を見て購買へとつなげるためには、魅力的な表現である必要があります。たとえ意味的に正しくても、直訳では魅力的な表現である可能性は低いでしょう。そのため、興味を持ってもらって共感を獲得するためには、ターゲット顧客を知り、翻訳を通じて知りたい情報を提供しなければなりません。

また、ターゲット顧客層向けに最適化するだけでなく、顧客の好むテーマに沿ったアプローチで信頼関係を構築することも大切です。そのためには、ターゲット顧客向けの情報提供、テロップ、BGMなどの動画のローカリゼーション、流行りの言葉遣いによる翻訳やトランスクリエーションなど、翻訳を最大限に活かして共感を得られるコンテンツへと変える必要があります。

十印の動画翻訳

十印では、高品質な動画翻訳サービスで、目的に合わせて最適な動画の翻訳・作成を行います。

十印の「動画まるごとOne-Stopサービス」は、映像のスクリプト翻訳、字幕・テロップ入れ、ナレーターによる吹き替え、最終ファイル作成の動画編集まで、ローカリゼーションも含めた映像翻訳全般にわたるトータルサービスです。

多言語化への対応も可能で、吹き替え後の動画編集などの映像翻訳、動画の企画・撮影・編集など、翻訳だけでなく動画作成全般に関するご相談も承ります。

研修・学習のeラーニング向け映像・音声のコンテンツ、問題集の内容の一部修正など、現地向けに最適化するローカリゼーションも行います。また、動画の離脱率を下げるために、目的やターゲット地域・顧客に合わせて、テロップや資料・現地に合わせた映像の差し替え、BGMや専門性の高いCG作成の対応も可能です。

このように、動画翻訳・作成・編集全般、グローバルな舞台でのよりよいビジネス展開へのお手伝いが必要なら、まずはお気軽に十印にお問い合わせください。

まとめ

十印では、半世紀にわたる翻訳に関するノウハウをもとに、グローバルなビジネスにおいて製品・サービスの特徴や企業・ブランドのイメージを顧客に伝え、ファンを増やす翻訳を行います。商品やブランドのストーリーを伝える字幕翻訳、吹き替え、動画編集・映像作成など、動画に関するすべての作業で、世界に向けたビジネスでの訴求を成功させるお手伝いをします。

知見を活かし、現地向けに最適化された内容、ターゲット顧客に理解されやすい映像翻訳など、対象言語へのローカライズで、動画再生回数を上げるグローバルな訴求を可能にします。

訴求力のある動画翻訳で動画マーケティングをお考えなら、ぜひ十印にご相談ください。

十印の動画(映像)翻訳/制作
「動画まるごとOne-Stopサービス」についてはこちら

動画まるごとOne-Stopサービス

▶著者紹介

株式会社十印 マーケティング部
石川弘美

1990年に株式会社十印に入社し、マニュアル制作に従事。日本語原稿の書き起こしから、多言語マニュアル制作のディレクションまで、幅広い業務を担当。
2002年より、ローカリゼーション・プロジェクトのマネジメントを中心業務とし、同社の数々の大型プロジェクトの進行管理を担当。2009年よりはマーケティング部にて宣伝広報活動とともにマーケティング活動を行う。2018年より一般社団法人日本翻訳連盟理事、アジア太平洋機械翻訳協会理事。

#動画翻訳
#映像翻訳
#動画制作

backtotop