2019.04.05

医療翻訳をする際に必要な英語力以外の能力とは?

人の命が係わる医療翻訳は、誤訳がないように十分な英語力が必要になってきます。しかし、それ以外にも、医療翻訳には重要な能力があるでしょう。英語力以外にも、医療翻訳に必要な要素とは、どのような内容なのか、詳しい内容を紹介していきます。

医療翻訳に必要なライティング能力

医療翻訳に何よりも求められるものが、「正確に訳す」ことです。特に医療現場において、数字や単位などの誤りは、人の命を左右します。また曖昧な表現で医療翻訳を行ってしまうと、読み手によって解釈が異なり、認識の相違が生じる恐れもあるでしょう。そのため、十分なライティング能力を完備していることも重要視されるのです。

読者に対し、的確にわかりやすく文章に表す手法をテクニカルライティングと言います。このテクニカルライティングには、「正解」・「明解」・「簡潔」の3要素があります。

この3つの要素は、テクニカルライティングの入門書に書かれているほど重要なものであり、ターゲット言語の基礎を学ぶことで身につけることが可能です。

微妙な文化の違いによって、同じ言葉でも受け取られ方が違うため、慎重に翻訳する必要があります。

医療翻訳においても、理解するための英語力も必要不可欠な要素です。しかし、的確に意図を伝えるためには、優良なライティング能力を備える必要があると言えるでしょう。

医療翻訳に必要な調査力

医療翻訳では、多様な分野の翻訳が求められることがあります。そのため、自分の専門外の内容で翻訳を求められた際に、正しく翻訳するための「調査力」が必要です。

自分の専門外の依頼が来た場合は、しっかり断ることが大事なケースもあります。しかし、あらゆる医療翻訳を行うことができれば、信頼を寄せられるとともに、新たなビジネスに繋がることもあるでしょう。

翻訳の対象となる内容を素早く検索し、分野特有の言い回しや単語の使い方など、理解する調査力が医療翻訳を行う上で大切になります。

現在は、インターネットで検索することで、多くの情報を入手することができます。重要なのは、翻訳に必要な情報を素早く検索し、取得することです。どのように専門分野を検索し、理解することができるのか、ノウハウがあるのが医療翻訳の場面では一番重要になります。

医療分野では、専門分野への検索方法や迅速な理解力、確かなノウハウが有意です。十分な調査力があれば、どのような医療翻訳の場面でも的確な翻訳を行うことができるでしょう。

クライアントとの信頼関係

これは、医療翻訳だけに言えることではありません。仕事をする上で、クライアントと信頼関係を結ぶことは、重要な能力と言えるでしょう。クライアントからの信頼を得るためには、コミュニケーション能力が必須と言えます。また、納期を遵守する・必要なフォーマットを遵守する・訳抜けがないかなど、大切な要素をきちんと抑えておけば、クライアントと良好な関係を結ぶことができます。

他にも、不明・疑問に思う点があれば、オリジナルで翻訳を行うよりも質問をし、正しい内容で翻訳することも信頼関係を結ぶ上で大切です。重要な専門用語など、言葉の使い方を相談する際も、事前に先方の担当者と相談し、決めておくことで密接な関係を築くことができます。

少しの気遣いを重ねることで、クライアントと信頼関係が結ぶことができます。医療翻訳を行う上では、当たり前のことをコツコツと積み重ねていくことが大切といえるでしょう。

十印の医療翻訳はライティング・調査力が充実

十印は医療翻訳のドキュメントを手掛けて、翻訳やライティングの経験を多く積み重ねています。グローバル化に向けて、多言語翻訳・通訳など、多様な場面で活躍することができます。

特に医薬分野における研究や技術の進化は目覚ましく、日数を重ねるごと新薬が完成します。その新薬に関しての医療翻訳を行うなど、翻訳の需要は高く、常に医療翻訳を行う人材が求められているのです。

十印は、多様な場面での経験が豊富であり、専門分野に関する翻訳者が多数登録しています。また世界各国に支社があることから、ネイティブへの対応も可能です。医療翻訳に必要な英語力以外に、「ライティング能力」「調査力」も兼ね備えているため、安心して翻訳の依頼をお任せいただけます。

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医療翻訳の場面では、専門的な分野における翻訳が求められ、人によって言葉の表現の認識が異なるケースもあります。その際に、曖昧な表現を行わないライティング能力や専門分野における調査力も医療翻訳の場面では大切です。

多様な実績がある十印では、医療翻訳を行う上で大切な英語力はもちろん、ライティング能力・調査力も充実しています。十印であれば医療翻訳を安心してお任せ頂くことができます。

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